長崎・五島列島沖に沈んでいる潜水艦が旧日本海軍の「伊58」なのか特定する調査を進めている一般社団法人「ラ・プロンジェ深海工学会」などの調査チームが7日、記者会見を開き、伊58を特定したと発表した。

サイドスキャンソナーによる「伊58」とされる画像(提供:ラ・プロンジェ深海工学会)

 調査は、同工学会と情報通信研究機構(NICT)、そしてドワンゴが共同で進めており、8月末に行われた潜水調査の模様は、ニコニコ生放送で4日間にわたり生中継された。

 この海域には、第二次大戦後、アメリカ軍によって24隻の旧日本海軍の潜水艦が海没処分された。そのうち1隻は「伊402」であることが明らかになったものの、残りの23隻は特定できていない。この調査では「伊58」と「呂50」に絞って特定調査を進めてきた。

 5月の曳航式サイドスキャンソナーを用いた調査では、海底に垂直に突き刺さった状態の潜水艦データが確認されたが、これは「伊47」であることが分かった。

 伊58は船尾を上に斜めに突き刺さっていて、呂50は海底に横たわっているものと特定した。そのほか「伊36」「伊53」「伊156」「伊158」「伊162」が確認され、今回の調査で計8隻の艦名が明らかになった。

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