「僕が作らなくても、誰かあのタイミングで、ああいう映画を出したんじゃないか」――。

 アニメ映画監督の新海誠氏が、劇場公開から1年がたち、一大ブームを巻き起こした自身の作品「君の名は。」について、こう振り返りました。

[画像]「君の名は。」について振り返る新海誠監督

 これは、新海監督デビュー15周年を記念して今年11月から開かれる展覧会「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」の記者会見の場での発言です。

 昨年8月に公開された「君の名は。」は、興行収入が250億円超(7月24日現在)で、日本歴代4位という大ヒットを記録しました。

 新海監督は、同作品は「何か自分自身を変えられてしまうような大きな出来事」だったと語り、同時に、個人制作であるデビュー作「ほしのこえ」(2002年)についても、同様の不思議な感覚があったと話しました。

「ちょうど時代の転換点のようなもので、アニメーションがデジタルで作られるようになって、人々のコミュニケーションが、メールというものが、日常に入り込んだタイミングで、たまたまそれをテーマとして僕が作ったんですけど、僕じゃなくても、僕がいなくても、あのタイミングで『ほしのこえ』のような作品が出たんじゃないか」

 新海監督の展覧会は、11月11日から12月18日まで、東京・六本木の国立新美術館で開かれます。

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