優位な横浜DeNAが巨人とのCS争いに逃げ切れるのか?それとも?

 熾烈なセ・リーグのCS争いを演じている横浜DeNAと巨人が30日、共に破れ、横浜DeNAが0.5差で3位をキープしたまま、いよいよ勝負は本当の最終章を迎える。

 もう1試合も落とせかった巨人は、阪神戦の先発に畠を立てたが、バントの構えをしていた上本へのスライダーのスッポ抜けが危険球となり、わずか4球で史上最短降板。
 後を受けた投手陣が粘ったが、4番の阿部が2度の好機に凡退するなど残塁の山を築き1-5で完敗した。それでも試合後、高橋監督は、「ピッチャーが粘れている間に1点でも取れれば良かったのだが。畠? こういうこともある。すべて経験。成長につなげて欲しい。(順位が)決まるまで目の前の試合を大事にするだけ。できることを尽くしていく」とネバーギブアップを宣言した。

 一方の横浜DeNAも広島を相手に宮崎の同点アーチで1-1にして延長戦にもつれこんだが、最後は力尽き偶然にも巨人と同じ1-5のスコアで敗れた。

 横浜DeNAが残り3試合で巨人が残り2試合。今日1日に巨人が阪神に敗れ、横浜DeNAが広島に勝つと、その時点で横浜DeNAの2年連続のCS出場が決定。巨人は、2007年にCSが導入されて以来、初めて出場を逃す屈辱を味わうことになる。

 もう自力出場のない巨人が奇跡的な逆転CS出場を果たすには1日の阪神戦、3日のヤクルト戦に連勝し、横浜DeNAが、1日の広島戦、3、4日の中日戦(いずれも横浜スタジアム)の残り3試合で2敗以上しなければならない。もし巨人が残り2試合でひとつでも負ければ、横浜DeNAが3連敗したケースのみ逆転出場が可能で、巨人は数字上極めて不利な状況に追いつめられている。

 では、横浜DeNAが残り3試合で2敗以上する可能性はあるのか。

 ラミレス監督は「投手はよく投げたが打線が打てなかった」と、この日の試合後に語った。

 今日、1日の広島戦の先発はウィーランドで、対する広島は岡田。ウィーランドは今季対広島に4試合先発して2勝0敗、防御率4.09で負けはない。一方、岡田は4試合に先発、2勝1敗、防御率4.71。横浜DeNAは、7月11日の試合では岡田に10安打を浴びせて5点を奪い6回途中でマウンドから引きずり降ろしている。宮崎が3打席連続ヒットとカモにした。