米大リーグ、ナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)で、ダイヤモンドバックスに連勝していたドジャースは、第3戦に、ダルビッシュ有が先発し、5回3分のゼロを2安打1失点、1死球7奪三振で自身ポストシーズン初勝利。3-1で勝ったドジャースは2年連続、14度目のナ・リーグチャンピオンシップへの進出を決めた。

 ダルビッシュは5回までデスカルソに許した右中間ソロ1本の1失点に抑えていたが、6回に先頭の代打ウォーカーのヘルメットに死球を当て、敵地のファンからブーイングを浴びながら74球で降板した。不本意な降板だったかもしれないが、試合後は、今季2度めのシャンパンファイトで満面の笑顔を見せた。
 
地元メディアはダルビッシュの好投を称えるばかりだった。

 地元のオレンジカウンティ・レジスター紙は、今季18勝でナ・リーグでの最多勝、防御率の2冠を獲得したチームのエースであるクレイトン・カーショーのダルビッシュを称えるコメントを掲載した。

「彼は信じられない投球をした。最初の1球から彼は僕が見てきた中で最高の投球をしていた。ストライクが絶えず決まり、カウントで有利に立ち、97マイル、時に98マイル(158キロ)出していた」

 さらにカーショーは、まるでチームのGMになりかわったかのように「だからこそ、僕らは彼を(トレードで)獲得したんだ。彼の投球を見るのはとても楽しい」という言葉を続けた。

 ダルビッシュはトレード期限の数秒前というギリギリのタイミングで7月31日にレンジャーズからドジャースにトレードで移籍した。ポストシーズンを勝ち抜くための緊急補強だった。

またロサンゼルス・タイムズ紙は、4回にカウント2-2からダルビッシュがマルテに投じて見逃し三振に仕留めた外角ぎりぎりのスライダーについて、「マルテを凍りつかせた」と表現。続くポール・ゴールドシュミットもスライダーで空振りの三振に仕留めたが、その前には時速98マイル(158キロ)を超える速球も投げていたことを書くのを忘れなかった。さらに3人目となるJ.D.マルチネスをツーシームで揺さぶり三振に取るなど、三者三振で終えた4回の投球について、「僕が見てきた中で最高の投球だった」というド軍のオースティン・バーンズ捕手のコメントを紹介した。

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