入山杏奈(撮影:志和浩司)

 女優の目をしている。AKB48の入山杏奈が、30日配信開始のdTV×FOD共同製作ドラマ「花にけだもの」に出演し、クールで謎の多い美少女、大神カンナを演じる。同作は200万部突破の同名の人気コミック(作・杉山美和子)を実写ドラマ化。主演の中村ゆりかをはじめ、5人のメインキャストが美男美女揃いという点も見どころの青春ラブストーリーだ。高校時代から原作コミックのファンという入山に話を聞いた。

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大好きな漫画の実写ドラマにまさか出演できるとは

 「AKB48の帰り道、電車の中で漫画を読むのが高校当時のマイブームで。その実写にまさか自分が出るとは思っていなかったですけど、素直に嬉しい。カンナは一見クールに見られがちで共感されにくいポジションですが、胸の中に秘めているものや辛いこととかもあり、普通の女の子の面がある。そういう部分で、共感してもらえたらなって」

 メインキャストに同年代が集まった。中村、杉野遥亮、甲斐翔真、松尾太陽、そして入山。劇中では胸キュンな恋愛模様が描かれるが、実は5人とも人見知りっぽいのだとか。

 「私はAKB48でも自分から積極的に雰囲気をつくっていくタイプではないのですが、似た感じの5人が集まったという。最初はどうしようって思いましたが、みんな仲良しになる役だから、自分たちでコミュニケーションとっていかなくちゃって危機感があって。お互いにちゃんとしゃべらなきゃなっていうところから始まったんです」

 S級イケメンを揃えた男子は、見た目や発言はもちろん男らしいが、好きな人の前だけでたまに見せる可愛らしい一面がたまらない“けだもの男子”とのこと。

 「私自身は、実際にけだもの男子が好きか嫌いかといわれると難しいですけど……かっこ良ければいいんじゃないですか」

女優は小学校のときからの憧れだった

入山杏奈(撮影:志和浩司)

 迷いのない、射抜くような強い視線には、ちゃんと中身がある。子どものころから女優に憧れがあって、いままさにその道を着実に歩んでいるのだ。

 「小学生のときドラマを観ていて、感動するシーンでもなんでもなかったんですけど、泣いてしまったことがあって。人の心を動かせるのってすごいな、と思って。そのころからなんとなく女優に憧れはあったんです」

 芸能界デビューは2010年。AKB48第10期研究生オーディションに合格したのがきっかけだ。女優ではなくアイドルになったが、アイドルというジャンルは幅広く、歌って踊ることもあればトークもあるし、演じることもある。そんな中で、壁にぶつかったこともあった。

 「AKB48の中でドラマをやって、自分がめちゃくちゃヘタで、『なんで私こんなにヘタなのにやらなくちゃいけないんだろう』って、お芝居をやりたくなかった時期があるんです。でも、そのとき映画で主演をやらせてもらって。達成感がすごかったし、もっとやりたいなって気持になれたんです」

 昨年は、名作と名高い「歌姫」で初舞台も踏んだ。宅間孝行氏の代表作の再演で、入山はヒロインを演じきった。

 「舞台という新しいジャンルにチャレンジして、それが自分のためになりました。その2つから大きな影響を受けましたね」

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