2019年W杯への大事な強化試合を前にリーチ・マイケルが主将に復帰、ジャパンをまとめる(写真:中西祐介/アフロスポーツ)

 ニュージーランド生まれの日本人であるリーチ マイケルが、約2年ぶりにラグビー日本代表の主将に復帰した。今月下旬から約5週間続く日本代表ツアーのメンバー34名が19日、都内で発表された。就任2年目を迎えるジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は会見し、選手名を順に読み上げるなかで「TOSHIBA Leitch Captain」と発言。かねて確実視されていたリーチ主将の着任が、正式に決まった。

 エディー・ジョーンズ前HC体制下も2014年から主将をしていたリーチは、2015年、ワールドカップイングランド大会で南アフリカ代表などから歴史的3勝を挙げる。もっとも以後は、怪我、さらにイングランド大会後の多忙に伴う心身の疲弊などでナショナルチームから遠ざかっていた。

 ジョセフHC率いるチームへ加わったのは、今年6月に入ってから。1勝2敗と低調な結果に終わるも、リーチは持ち味のランやタックルで存在感をアピール。さらにツアー最終戦となったアイルランド代表戦(24日、東京・味の素スタジアムで13―35と敗戦)ではゲーム主将を務めた。当時の堀江翔太主将はこの折から、リーチ主将の再登板を匂わせていた。

「リーチが(ゲーム)主将をやって上手く回っている感じもする。今後、変わる可能性もあるんじゃないですか。僕が下がって、リーチが下がって…と。全然、落としてもらっていいという話は上(首脳陣)にもちらっと話したので」

 そして今回、リーチはイングランド大会以来の主将就任を決めた。3学年上の堀江から受け継いだ格好だ。6月まで堀江と共同主将だった立川理道は副将に近い位置づけとなるが、怪我でツアー序盤戦を欠場しそう。29歳のリーチが矢面に立つ場面はどんどん増えるだろう。ジョセフHCは、今度の決定をこう説明する。

「リーチにはそれまでに得てきた経験が十分にあって、ワールドカップ経験があるのが大きいです。それに、選手がついてきます」

 ワールドカップ日本大会を2019年に控え、強化スピードの促進に期待がかかる。

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