1位競合の可能性もあるドラフトNO.1投手のJR東日本の田島は12球団、どこでもOK

今ドラフトの投手部門で「No.1左腕」の評価を受けているのがJR東日本の左腕、田嶋大樹(21)だ。最速152キロを誇り、制球力もスタミナも抜群の1位候補。ドラフト(10月26日)を目前に控えた田嶋に独占インタビューで心境を聞いた。

──ドラフト目前になりましたが、心境は?

「今は、選手権も、まだ残っていますので、しっかり、その準備をしています。(ドラフトついては)12球団OKの姿勢で必要とされるところに行きたいなと思っています。自主性に任せてもらえる方が僕は好きなので、そういうところに行けたらいいですけど…」

──失礼な質問になるかと思いますが…今年の超目玉に早実・清宮選手がいますが、彼に指名が集中することによって、本来は、田嶋投手を1位指名するであろう球団が減る可能性については?

「清宮くんが凄いから評価されることであって、僕はただそれに力負けしてるだけです。それはそれでしょうがないかなと思っています。もっとも自分でどうこうできる問題でもないので」

──2014年のセンバツ初戦、鎮西戦で12奪三振&無四死球完封で一躍脚光を浴び、佐野日大を春夏通じて初の4強に導き"ドラ1候補"と呼ばれながら3年前は、プロ志望届を出さなかった理由は?

「ギャップですね。周りの評価と、僕自身の技術の差が大きすぎて…"ドラ1候補"と言われてましたけど、全然行けるとは思わなかったし、例えプロに行っても通用しないと思った。それなら即戦力でプロに行ける一番近いステージはやっぱり社会人だと。レベルの高いところで野球をやって人間的にも成長したいと思って社会人を選びました」

──高校時代の度重なるケガが理由ではなく?

「ケガの影響も多少関係ありますけど、そういうのも全部引っくるめて社会人行った方がいいと考えました。最初から高卒即プロの考えは全くなかったです」

──JR東日本で大成長しました。最速は152キロ。高校時代から7キロも伸ばしましたが秘訣は?

「キレとか質にこだわってるので球速にこだわりはないんですよ。152キロは、昨夏の都市対抗明けのJRグループ大会の東海戦で出ました。(最速が出たことに関して)全く感慨はないですね。球速が上がる秘訣は、たぶん誰もわからないと思うんですよ。むしろ勝手に上がってくもの。(筋トレで球速上がったと言う投手もいるが?)いや、そんなの棒球だと思います。質があってこその球速なので、これからも質にこだわっていきたいと思います」

──高校時代には大きかったテイクバックを社会人1年目の途中で修正したとか?

「都市対抗明けに堀井監督から『肩肘に負担がかかるからテイクバック小さくしたらどうか』と助言をもらいました。フォーム全体ではなく、身体の使い方を変えるだけなので、そんなに違和感なく普通に受け止めていましたね。自分では変えるつもりはなかったのですが、1回やってみようとやったらうまくハマりました。(完全にモノにするまで)なんだかんだで1年ぐらいかかりました」

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