アイドルグループ、けやき坂46(ひらがなけやき)が連ドラ初主演で話題の『Re:Mind』(テレビ東京系)が19日スタートした。Netflixではテレビ放映より1週間先行して独占配信される。高校のクラスメイトたちが、知らぬ間に古い洋館に閉じ込められる。眠りから覚めた彼女たちは、パニック状態に。ここはどこなのか。なぜここにいるのか。原因や脱出方法を必死に思い出そうとする少女たち。秋元康氏企画・原作の密室サスペンス。

【連載】新番組レビュー

アイドルを前面に押し出したドラマの醍醐味とは?

 ドラマである限りドラマ自体の面白さや完成度はもちろんおろそかにできるものではないけれど、『Re:Mind』のようにアイドルを前面に押し出したドラマは、アイドルがいかに魅力的に見えるかどうかも大切な要素。

 物語はすべてが謎に包まれたまま進行するが、唯一最初からわかることは彼女たちがかわいいこと。もちろん、いい意味で。わけのわからない状況下に置かれたアイドルたちが見せる困惑や恐怖といった表情は、アイドルならではの魅力の一つ。バラエティー番組やイベントなどで見せる元気で明るい笑顔はアイドルの定番だが、ファンはそれだけではなく、すべての表情を見たいもの。そういった意味でこのドラマのシチュエーションはうってつけだ。彼女たちの制服姿も、洋館によく映える。

演技初体験のメンバーも ドラマ撮影後にどれだけ成長できるのか?

 演技が初体験というメンバーも多い。その初々しさと体当たりでぶつかっていく頑張りが、アイドルの生命線。1話を見る限り、その辺りは十分伝わってきた。話が進むにしたがって、その鮮度を維持できるか。いや、成長の早い時期でもある。今ドラマ撮影の間にも目に見えて成長するメンバーが出てくるかもしれない。同グループ2期生として追加加入したメンバーの中から、オーディションで『Re:Mind』主要キャストの座を勝ち取った渡邉美穂などは、その最たる例だろう。ドラマを通して、急成長を遂げたらすばらしい。アイドルファンではない人が観る場合も、誰か一人、推しメンを見つけてみたらいかがだろうか。そして、そのメンバーを応援する気持ちでドラマを観る。そんな観点を持つことも、楽しみ方の一つでは。

次も観たい度
★★☆☆☆

(文・志和浩司)