[写真]代表選出後にあいさつする大塚耕平参院議員

 民進党は31日、党本部で両院議員総会を開き、新しい代表に元厚生労働副大臣の大塚耕平参院議員の選出を承認した。大塚新代表は「立憲民主党、希望の党、そしてわれわれ民進党を中心に政権交代を実現しなければならない」と語り、次の総選挙での3党を中心にした政権交代を目標に掲げた。

 正午から午後1時までに立候補が受け付けられたが届け出たのは大塚氏のみだった。総会では拍手で承認された。

【中継録画】民進党の新代表に大塚耕平参院議員 両院議員総会で承認

 代表就任にあたり、大塚氏は「次期総選挙へのカウントダウンは始まっている。志と目標を共有できる他党の仲間と手を携え、政権交代実現に向けて、まずは統一地方選と参院選で党勢拡大に実現するため、代表として粉骨砕身、全力で取り組む」と意気込みを述べた。

 安倍政権が行ってきた経済政策や社会保障政策、安全保障政策については「いずれも問題点は明確」と批判。「それらをただし、国民の所得水準向上させ、保育や教育、医療や介護の不安を和らげ、技術革新の流れに遅れることのない産業政策に腐心し、国際社会の中で平和を主導できる国を目指すことが民進党の役割」だと語った。

 7分半にわたったあいさつの最後には「普段は原稿を読まないが、きょうは間違えちゃいけないので、先程急いで書いた原稿を読んだ」と笑いを誘い、「皆さん、明るくなければこの政党に政権を委ねようという気にならない」と述べ、厳しい党の状況の中、前向きに党を再生していくことを呼びかけた。