大谷は最終交渉球団を6球団に絞った。本命ヤンキースは一次選考で落選。地元では物議が(写真:つのだよしお/アフロ)

ポスティングによるメジャー移籍を申請した日ハムの大谷翔平(23)が書類選考により最終交渉球団を6球団に絞った。全米の複数のメディアが伝えたもの。まず本命と言われていたヤンキースの落選が明らかとなり続いて、ジャイアンツ、マリナーズ、パドレスの3球団が最終候補に残ったことが報じられた。
 さらにカブス、レンジャーズ、ドジャースの3球団も最終候補として浮上、エンゼルス、レッズ、アストロズの3球団に関しては動向が不明だが、最終的には、ジャイアンツ、マリナーズ、パドレス、カブス、レンジャーズ、ドジャースの6球団に絞られたようで現地時間4日から面談がスタートする。

これらの大谷の動きに激怒したのは、面談に進むことなく一次の書類選考で足蹴にされたヤンキースの地元、ニューヨークのメディアだ。

 各紙共に、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMの「大谷は西海岸の小さな市場を望んでいる」というコメントを取り上げ、ニューヨーク・デイリーニュースは、ツイッターで翌日の紙面を公開。
 大谷の写真を大きく掲載し、そこには「なんて臆病者だ! 日本のスターはヤンキースを鼻であしらい、大きな街を恐れている」という激しいタイトルが踊っていた。大都市チームのメディアを含めたプレッシャーを嫌ったのでは?との見立てだ。

 同紙はキャッシュマンGMの詳細なコメントも掲載した。

「もし我々が選ばれないのであれば、どうすることもできない。我々は彼を獲得するためのチームを整えてきた。2012年からスカウト活動をはじめ、大谷の周りにいたが(大谷という)家の中に入ることはできなかった。少しばかり暗闇を飛ぶようだった。我々にできることは、彼らに自分たちが、どういう者で、どういう球団かを教え、そのためのブランドを掲げることだった。(大谷に)多くの時間と努力を費やしてきただけに落胆しているが、これも仕事の1つだ。(面談があれば)十分なオファーが可能だった。良い状況だと思っていた。このチームは素晴らしい経営陣の元にある若いチームで、驚くべきファンに支えられ、世界を見渡しても住むのに良い街だ」

 交渉スタートの前には、日米のメディアがヤンキースを大本命と報道してきたが、キャッシュマンGMは

「誰もが我々を最有力だと言い続けていたとき私は内心びくびくしていた」という。

 調査段階で確固たる手ごたえを得られなかったようである。

 これらの経緯を踏まえた上で同紙は「実にばかばかしい」との皮肉をこめた見解を示した。

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