大谷翔平の決断は“大穴”のエンゼルスだった(写真・アフロ)

ポスティングによるメジャー移籍を決断、7球団と最終面談を行っていた大谷翔平(23)がエンゼルスとの契約を決断したことが現地時間8日(日本時間9日)明らかになった。

 大谷の代理人をつとめるバレロ氏が「翔平はプレゼンテーションを行ってくれた多くの球団のプロフェッショナリズムに心から感謝しています。最終的にエンゼルスとの強いつながりを感じ、エンゼルスが大谷の大リーグでの目標達成の助けとなってくれると信じています」との声明を発表したもの。

 大谷は書類選考で、ヤンキースに断りを入れた際、「西海岸」「小さな市場」という希望を伝えていたが、まさにエンゼルスは、その希望通りのチーム。交渉期日は22日まであったが、わずか3日間で7球団との面談を終えスピード決着となった。

 米メディアの一部は「すでに気持ちが固まっているという憶測が飛んでいる」と報じていたが、面談前から、ある程度の絞りこみがされていたのかもしれない。

エンゼルスはカリフォルニア州アナハイムを本拠地とするア・リーグ西地区に所属するチームで、今季は西地区で2位だった。ワールドシリーズ優勝は過去に2002年の一度だけ。監督は、2000年からドジャースの名捕手として鳴らしたマイク・ソーシア氏が務めている。 

 アーバインなど近郊に大きな日本人コミュニティーがあり、過去に長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成が所属していたことがある。

 ビリー・エプラーGMは、ヤンキースのフロント時代に、GM補佐として田中将大の獲得に貢献するなど日本人の特性は理解している。またメジャー最高のプレーヤーであるマイク・トラウトが所属していて、日米スターの競演に大きな期待が高まる。

MLB公式サイトや、エンゼルスの公式サイトも続々と速報を打った。

 MLB公式サイトでは、代理人のバレロ氏の「翔平の決断を左右しかねない憶測はたくさんあったが、彼が最も気にしたのは、市場規模、タイムゾーンやリーグというものではなく、エンゼルスと感じた真の絆にあった。彼は、エンゼルスことが、自らが成長でき、次のレベルにたどり着き、キャリアの目標を達成する最高の環境と見ている」というコメントを伝えている。

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