大谷翔平(23)のエンゼルス入団の余波が収まらない。ロサンゼルス・タイムズ紙は「ネクスト大谷翔平がすでに待ち構えている」との見出しをつけて、西武の菊池雄星投手(26)の特集記事を掲載した。

記事は「来冬にあのプロセス(大谷獲得競争)は繰り返される。日本からもう1人の剛腕投手が移籍可能となり、ドジャースが契約を奪い合うことになる」と書き出し、来年オフにポスティングでのメジャー移籍の可能性のある菊池に早くもドジャースが興味を示していることを明らかにした。

「ドジャースは(大谷の面談と違い)球団について説明する時間は少なくて済むだろう。菊池は、クレイレイトン・カーショーが登板する5日ごとにドジャースの試合をテレビで見ている」と続け、菊池とエース左腕、カーショーとの親近感が、エンゼルスにもっていかれた大谷のケースとは違い、ドジャースの交渉に有利に働くと、1年先に起こる菊池獲得レースを予想した。

 菊池の能力も高く評価した。

「大谷が抜けた今、26歳の菊池は、日本のプロ野球で最高の投手だ。今季はパ・リーグで最優秀防御率(1.97)と最多勝タイ(16勝)だった。次のオフシーズンの間に1億ドル(約110億円)契約での大リーグ移籍が期待されている」

 加えて「大谷と同じ高校を卒業した菊池の身長は183センチと控えめだが、彼の速球は98マイル(約157キロ)に達したことがある。大リーグの複数スカウトがカーショーと比較するほどのスライダーを投げる」と、そのピッチングスタイルを紹介した。

 また菊池が2年前にロサンゼルスに飛び、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズの第1戦でメッツ相手に投げるカーショーを直接、ドジャースタジアムで観戦したこと、西武では、登場曲にカーショーと同じFUNの『We Are Young』を使っていることまでを調べて記事化した。

 記事では大谷と菊池のつながりにも触れ「菊池が大谷に影響を与えた」とした。