散らついていた雪も止み、風も止まった。対岸の丘陵を鏡のように写し出す湖。時間が止まったようなその光景は今でもはっきりと覚えている。冬の北欧を旅したのは2年前のこと、今年独立100周年を迎えるフィンランドに再び向かった。

フォト・ジャーナル<独立100周年、冬のフィンランドへ>倉谷清文第8回

氷上の独特の挙動が楽しめるアイスカート。人気のアクティビティだ

 冬のラップランドを楽しむアクティビティはまだまだある。アイスカートもそのひとつ。スタッドレスタイヤを履き、4サイクルのエンジンを載せたゴーカートで氷上コースを競い合う。本格的なレースと氷上での独特の挙動が体感できるため、現地でもかなり人気のあるアクティビティのようだ。

 フィンランドは人口の割に、多くのF1やラリーのトップドライバーを輩出している国でもある。一年の内かなりの期間を雪に覆われていたり、少し郊外に行くと舗装もされていない道が多くある。こういう滑りやすい路面状況で車をコントロールする環境で育ったこともその要因の一つかもしれない。(つづく)

(2017年12月撮影・文:倉谷清文)

※この記事はTHE PAGEの写真家・倉谷清文さんの「フォト・ジャーナル<独立100周年、冬のフィンランドへ>倉谷清文第8回」の一部を抜粋しました。

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