大坂なおみは世界1位まで撃破して決勝進出の快進撃だ(写真・アフロ)

テニスのBNPパリバ・オープンの女子シングルス準決勝が16日(日本時間17日)、米国カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、世界ランク44位の大坂なおみ(20、日清食品)が、1月の全豪オープン準Vで世界ランク1位のシモナ・ハレプ(26、ルーマニア)を6-3、6-0のストレートで破る金星をマークして決勝進出を決めた。決勝ではビーナス・ウィリアムズ(37、米国)を下した世界ランク19位のダリア・カサトキナ(20、ロシア)と対戦するが、海外メディアは、大坂の快挙を大きく報じた。

大会が行われる地域で発行するUSAトゥデイ系列のデザート・サン紙は「大坂なおみが第1シードのシモナ・ハレプを威圧した」との見出しで報じた。

「第1セットでは、ルーマニア国旗が3つ、インディアンウェルズ・テニスガーデンのスタジアム1の上部席にかけられていた。だが、第2セット中盤の頃になると、それらの旗は外されていた」と世界ランク1位のハレプを圧倒した様子をレポートした。

「ハレプは、決勝へ進んだ1月の全豪オープンでローレン・デービス(24、米国)、アンゲリク・ケルバー(30、ドイツ)からマッチポイントを守ったような戦いを見せることができず関係者を驚かせた」と伝え、解説者のパトリック・マッケンロー氏の「ハレプはプロ意識に欠ける」というコメントと、クリス・エバート氏の「世界1位の選手はコート上であのような態度は見せない」という厳しい言葉を掲載した。

ハレプは、試合後、「ロッカールームや選手ラウンジで(もう1試合の準決勝)カサトキナ対ウイリアムズ戦が終わるまで3時間も待たされ、遅い時間帯での試合準備ができなかった」と明かした。

 そして「(大坂は)良かった。より準備をしていた。プレーの準備も勝つ準備もできていた。私はできていなかった。頭の中で準備ができておらず、集中できていなかった」というコメントを残した。

 一方で、大坂は、「遅い時間の試合と涼しいコンディションは影響しなかった」と明かした。同記事は「彼女は、すでに夕方の戦いをある程度こなしてきた」と説明。大坂の「こうした遅い試合は十分に経験しているので、問題は全くなかった。他の日に比べて気温も低かった。(調子を崩す)要因にはならなかった」という頼もしい声を紹介した。

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