華原朋美(撮影:志和浩司)

 女優・ミムラが「美村(みむら)里江」への改名を自身の公式サイトで明らかにした。

 「“突然”に見えるかと思われますが、ここ数年自分でしっかり考えて腑に落ちて決めたことで、事務所には昨年中に相談、新しい名前の画数なども調べてもらい、GOサインが出ました」と、経緯を報告。改名のおもな理由として、「本家ムーミン“ミムラ姉さん”の知名度がぐんと上がったため」、「大河ドラマ台本の役名・出演者一覧を見て本来の日本名の大切さ」、「公私の自分がニアリーイコールになった」と、3点をあげている。芸能人にとって大切な芸名を変更するには、さまざまな事情や理由があるようだ。今回は女性芸能人の例を検証してみたい。

“能年玲奈”は本名だったが、「のん」に改名はトラブルを避けるため?

 記憶に新しいところでは、能年玲奈だ。現在、「のん」を芸名として活動しているが、改名の背景には所属していた事務所との独立をめぐるトラブルがあった。

 「“能年玲奈”は本名でもあるのですが、デビュー当時から能年を育成してきた事務所にとっては芸名としての意味が大きい。現在も公式サイトに能年玲奈としてプロフィールを掲載し続けており、なお係争中といった状況です。無用なトラブルを避けるためにも、のん名義での活動を選んだのでしょう」と、週刊誌の40代男性編集者は語る。

 のん名義で声優としてヒロイン・すずを好演し、ロングランヒット中のアニメ映画「この世界の片隅に」が今年夏、実写版で連ドラ化されるという。まだキャストや放送局など詳細は発表されていないが、ネット上ではのんを推す声が圧倒的に多い。

地味な改名から、まったく異なる名前や表記に変えた女性芸能人

 地味な改名のスタイルとしては、読み方はそのままに表記だけを変えるというケースもある。最近では真矢ミキが好例で、2015年3月から所属事務所が変わったタイミングで、それまでは「真矢みき」と名前がひらがな表記だったのをカタカナに改めた。

 「真矢の場合、宝塚歌劇団在籍時から親しまれた表記を変えたわけですが、とくに深い意味があったわけではないようです。改名した際に登壇したイベントで『水のごとく自然に任せる』と、サバサバと過去にはこだわらず流れに任せた改名であることを明かしています。

 似たケースでは純名里沙が宝塚退団後に“純名りさ”と改名しましたが、純名の場合は結局、元に戻しましたね」と、スポーツ紙の40代男性記者は説明する。

 ちなみに、“千琴ひめか”が“はいだしょうこ”、“花咲りりか”が“RiRiKA”に改名したように、まったく異なる表記に変える元タカラジェンヌもいるようだ。