森保監督が率いるU-21のパラグアイ遠征は1勝2敗だった

 日本代表がヨーロッパでマリ、ウクライナと戦っているその裏で、東京五輪でメダル獲得を目指すU-21日本代表がパラグアイ遠征を行なった。

 3月21日のチリ戦は0−2で落とし、23日のベネズエラ戦は3−3からPK戦で勝利。25日の最終戦は地元のパラグアイに1−2と敗れた。

 最終戦を終えたあと、チームを率いる森保一監督は、こんな風に総括した。
「ミスを犯せばやられる、そこは必ずつけ込んでこられる。今日の試合もそうでしたし、前の試合でもそうでした。勝負強さをもっと身に付けなければいけない。技術的には通用したところが多かったですが、そこから脅威を与える、得点を奪う、相手にピンチだと思わせるような局面をもっと作らないといけない。勝負強さを含め、上手さ+強さを身につけなければいけないと思いました」

 3試合とも相手陣内に攻め込む時間帯をしっかりと作っていたが、ミスから失点し、すぐに追加点を奪われるという展開が繰り返された。

 チリ戦は75分にDF立田悠悟(清水エスパルス)のミスパスを奪われ、クロスから失点。90+1分にもゴール前でDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)がボールを失い、相手クロスが杉岡に当たってオウンゴール。

 ベネズエラ戦では2点を先行しながら、45+1分にFW前田大然のミスパスをきっかけに1点を失うと、48分、55分と連続ゴールを許し、ハーフタイムを挟んでわずか10分間で3失点。パラグアイ戦でも31分にPKを与えて先制されると、36分にミドルシュートを叩き込まれた。

 失点すると、チーム全体が気落ちするのか、反発力を見せられない。そうした弱気に付け込まれ、畳み掛けられてしまう。終始圧倒されているなら仕方がないが、どの試合でも失点するまでは押し込んでいるのだから、もったいない。森保監督が言う。

「流れが悪くなると、それぞれが自分の殻に閉じこもるというか、自分の世界を作ってしまう。悪いことが起きたときこそ互いに支え合い、励まし合ってやっていくということを覚えつつ、強い反発力、メンタリティを培わないといけない」

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