杉咲花の主演ドラマ「花のち晴れ~花男Next Season~」(TBS系、火曜よる10時)が、いよいよ17日スタートした。2005年に井上真央と、嵐の松本潤主演で大ヒットした『花より男子』シリーズのスピンオフという形で、舞台も同じく英徳学園、女子生徒の制服も前作と同じものを継承している。初回には松本演じる道明寺司が登場。ちょうど同じタイミングでツイッターがシステム障害を起こしたことから道明寺効果かと大きな話題になった。実際には無関係だったようだが、エンターテインメントには時にこうしたファンタジーも必要ではないだろうか。

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初回視聴率はまさかの7.4% 杉咲の演技には申し分なし

 初回の平均視聴率は7.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったが、今後どこまで人気を盛り上げていけるか。キャストは杉咲をはじめ、十分魅力的だ。、“第二の道明寺”神楽木晴役にKing & Princeの平野紫耀、ライバル校・桃乃園学院の生徒会長である馳天馬役に中川大志、ほか濱田龍臣、 今田美桜、鈴木仁、中田圭祐、飯豊まりえら、学園ものらしく女優・男優ともに彩豊かな顔ぶれだ。先輩役や親役などには、菊池桃子、反町隆史、滝藤賢一、高岡早紀、木南晴夏ら、ベテランがしっかりとキャスティングされ、若いキャストを支える。

 ヒロインとして注目されている杉咲については、ツイッター上で「みたよ。杉咲花、気になってたからね。演技いいね、杉咲花」などと申し分のない評価だ。

 杉咲が演じる江戸川音は、もともとは令嬢で英徳に入学したものの父・誠(反町)が経営する化粧品メーカーが倒産し、母・由紀恵(菊池)と貧乏生活を送りながら“隠れ庶民"として学園に通う。杉咲は役作りのためトレードマークだったロングヘアをバッサリ約30センチもカットし、本作に臨んでいる。 

 20歳の若手だが演技力には定評がある。味の素「Cook Do」のCMで、お笑いタレント“ぐっさん”こと山口智充と美味しそうに回鍋肉を食べる女の子と言えばピンとくるだろう。また、10代の頃から多数のドラマ、映画に出演してきた実績があり、各種映画賞で助演女優賞を受賞している。NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』(2016)では、高畑充希演じるヒロインの末の妹役を好演したのが記憶に新しい。