剛力彩芽(2015年撮影:志和浩司)

 TOKIO・松岡昌宏が演じる女装した家政夫・三田園薫が、1年半ぶりに帰ってきた。『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系、金曜よる11時15分)が20日スタート、今回はパートナーとなる新人家政婦として剛力彩芽演じる五味麻琴が加入し、“史上最恐の家政夫”ミタゾノとタッグを組む。

 三田園が所属する「むすび家政婦紹介所」の所長・結頼子役は第1シリーズから引き続き余貴美子が、新たに同僚の平野らむ役は椿鬼奴、早坂倫子役は内藤理沙がそれぞれ演じている。

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富美加ロスは剛力が払拭してくれる?

 新キャストで特に注目されるのは、第1シリーズで清水富美加(現:千眼美子)が演じた花田えみりのポジションを事実上引き継ぐ剛力だろう。同じ金曜ナイトドラマ枠で過去、『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(2016)、『女囚セブン』(17)と主演を務めてきた。同枠には1年ぶりの登場となるが、今回は助演とはいえ物語の重要な部分を担う活躍ぶりを見せてくれそうだ。

 早くも第1話では、三田園との絶妙のコンビネーションで魅せてくれた。濃いキャラの三田園といると、剛力演じる麻琴のまっすぐな性格がかわいく感じてくる。しかし、その純粋さ故に、感情移入しすぎて空回りしてしまう感じが観ている人をちょっとイラつかせる。剛力はそんな役どころをうまく演じている。

 剛力は演技の仕事が昨年の夏から半年ぶりとのこと。公式サイトのインタビューによると、最初は三田園とのタッグは難しいのではないかと考えていたようだ。だが、そもそも三田園自体が不思議な存在ということで、自分が作りすぎていってしまうと2人がただ変な感じになってしまうと危惧したのだとか。そこで、なるべくその時々、素直な反応をしているという。そうした演技が功を奏して、何をやってもナチュラルに、剛力彩芽という女優が持っている魅力が発揮されている。ファンにとっては、半年間休学していた可愛いクラスメイトが帰ってきてくれたような感動があるだろう。筆者は“富美加ロス”は剛力が払拭してくれるに違いないと思っている。