来春マリナーズの日本での開幕戦が決定。イチローは、そのときマ軍のユニホームを着ているのだろうか?(写真・USATODAY/ロイター/アフロ)

 来年3月の「2019MLB開幕戦」(仮称)と今年11月の「2018日米野球」(仮称)が日本で開催されることが2日、日米両機構から発表された。
 来年3月20、21日に東京ドームで開催されるメジャーの公式戦である開幕戦シリーズはオークランド・アスレチックス対シアトル・マリナーズの2連戦でアスレチックスのホームゲームとなる。日本でメジャー公式戦(開幕戦シリーズ)が開催されるのは7年ぶり5回目で、同カードは2012年に行われた対戦カードと同じ。その7年前にはメジャー12年目のイチローがマリナーズの顔として開幕戦で4安打を放ち東京ドームのファンを喜ばせた。
 2004年にはニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・デビルレイズ(現レイズ)の開幕戦シリーズが東京ドームで行われ、ヤンキース移籍2年目の松井秀喜が2戦目に本塁打を放ち、2008年には、松坂大輔と岡島秀樹が所属していたボストン・レッドソックス対アスレチックス戦が行われている。
 現在、マリナーズには、イチローと岩隈久志が在籍。岩隈は、2年のオプションがあるため来日の可能性はあるが、イチローについては1年契約で、すでにその去就を現地メディアに取り沙汰されている状況で、来年再びメジャーリーガーとして凱旋帰国できるか、どうかは、今後の活躍次第となっている。日本のファンにとっては、なんとしても見たい存在であることは確かだが……。その開幕シリーズ前に3月17、18日の2日間で日本の球団と4試合のプレシーズンマッチが予定されている。

 また稲葉篤紀監督が率いる侍ジャパンとMLBオールスターチームが今秋激突する「2018日米野球」の開催も同時に発表された。6回戦勝負で行われ、11月9、10、11日と東京ドーム、移動日を空けて13日に広島のマツダスタジアム、14,15日とナゴヤドームに場所を移して開催される。また8日には東京ドームで巨人とのエキシビジョンゲームが行われる。 

  日米野球の開催は4年ぶり。まだMLBオールスターチームの来日する顔ぶれは未定だが、東京五輪に向けて絶好の経験の場となることは間違いない。またMLBオールスターチームの一員としてエンゼルスの“二刀流”大谷翔平が凱旋することにでもなれば話題性も抜群となる。

機構を通じて侍ジャパンの稲葉監督は、以下のコメントを寄せた。

「2017年WBC準決勝のアメリカ戦で、日本が世界を制するためには『動く球』への対応が課題であることが浮き彫りになりました。今回の日米野球は、2020年の東京五輪を制するためにも避けられない『動く球』を攻略する絶好の機会と捉えております。この日米野球でも、日本を代表して日の丸を身に着けて戦う誇りを胸に全ての試合で勝利にこだわっていきます」