宮下かな子(撮影:田村豊)

 162センチのスラリとしたプロポーションに、涼し気な顔立ち。宮下かな子は、今年ブレイクが期待される新人女優だ。大塚食品「ビタミン炭酸MATCH」(バスケ編)のCMで元プロレスラー・天龍源一郎から告白される保健室の先生役や、『週刊プレイボーイ』のグラビア登場、あるいは福士蒼汰の主演映画「曇天に笑う」出演などで話題を集める。いったい、どんな女優なのか。

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親に内緒で、こっそりと芸能界入り

 福島県いわき市に生まれ育った宮下。女優になりたいと思ったのは、中学3年のころだという。

 「ドラマや映画に影響を受けやすい子でした。『ナースのお仕事』を観て看護師さんに憧れたり、『アテンションプリーズ』を観ればCAになりたいと思い、『ごくせん』を観れば教師になりたい。夢が、コロコロ変わる子だったんです」

 高校生のころ、両親に芸能の仕事をしたいと夢を打ち明けたが、「現実を見なさい。ああいう仕事をしている人は生まれ持ったものが違うんだから」と反対されたという。しかし夢は諦めきれなかった。都内の大学に進学し上京。一人暮らしをするなかでオーディション雑誌で見つけたエキストラ募集に応募し、親に内緒で芸能界に入ったのだ。

昭和作品が大好き 目標は原節子さん

宮下かな子(撮影:田村豊)

 その後、舞台出演なども経て女優にまい進中だが、壁にぶつかることの連続だとか。

 「演技を勉強してきたわけではないので、『この役はこういう風に表現したい』と思っても、それが全部出し切れないというもどかしさがあって、悔しい思いを毎回しています」

 現在は、仕事をしながらレッスンにも通い、一歩一歩着実に努力を積み重ねている最中だ。

 3月に公開された映画「曇天に笑う」では男性ばかりが出演するアクション映画のなかで紅一点、町娘役を好演した。

 「デビューのきっかけとなったエキストラ以来の映画出演で、あまり記憶がないくらいドキドキして緊張しました」

 と、まだまだ初々しい感想をもらすが、目指す女優は故・原節子さんと目標は大きい。

 「原さんが、すごく好きなんです。昭和の作品がすごく好きでよく観ているのですが、原さんはすごく芯が強く、女性としてもステキだなって憧れています。私も、原さんのように映画史に残るような女優さんになれたらなと、思います」