イメージ写真:アフロ

 欧米ではジューンブライドと呼ばれ、6月に結婚式を挙げると、一生涯幸せな結婚生活を送ることができると言われています。その由来は諸説ありますが、欧米で雨が少なく、結婚式にはうってつけの季節でもあります。日本はというと梅雨の真っ盛りぶつかってしまうのは少し残念ではあります。

 結婚についてはいろんな意見があって、どれが正解ということはないと思います。自分にとっての「正解」を探して、それに従って結婚すれば(あるいは結婚しないと決めれば)いいのです。ただ、自分にとっての「正解」を探すためにも、いろんな意見を知っておく方が良いでしょう。というわけで、結婚についてのわたしの考えを述べることにします。

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頼られるのはうれしいけれど、一生続くと考えると?

 ポピュラーソングや映画などでは、「あなたがいないと生きていけない」 とか、「あなたと一緒でないと死んでしまう」とか、「わたしにはあなたが絶対に必要なの」なんてセリフがプロポーズの定番のようです。わたし自身はこんなセリフを言われた経験はないのですが、これが定番になっているというのは、こう言われて喜ぶ人がたくさんいるということでしょう。少なくとも作詞家や脚本家はそう信じているのかもしれません。

 もし、わたしがそう言われたら……。その瞬間は舞い上がるかもしれませんが、しばらくして冷静になると、「重い」と感じるでしょう。その人の命をわたしに預けられても担いきれないという気持ち。さらに「依存」を感じ取ってしまいます。確かに「瞬間風速」的には、「あなたがいないと死んでしまう」という気持ちになることがあってもいいけれど、その感情がずっと続くのは相手への依存と言うべきでしょう。

 とりわけ好きな人から依存されるのはうれしいのかもしれません。確かに、1日や2日、1週間や2週間なら、依存されるのも悪くないでしょう。だけど、冷静に考えてみましょう。結婚というのは、離婚しなければ、死ぬまで続く関係なのです。その間ずっと依存され続けるのはどういうものでしょう? たとえばメールやLINEが届いたらすぐ返信しないと、矢のような催促が降ってくるのは、1日、2日なら、かわいいで済むかもしれませんが、そんな状況が何年も続くとしたらいかがでしょう?

 結婚は瞬間風速的な感情で成り立つのではなく、持続的な愛情と信頼感で成り立つのです。