後半に投入された本田が同点ゴール。英メディアは2度追いついた日本の戦いを絶賛した(写真・ロイター/アフロ)

 日本はセネガルに2-2で引き分けたが、2度、リードされて追いついた粘りのある試合を英国メディアが絶賛した。

 英国の高級紙ガーディアン紙は、「セネガルと日本が2-2の引き分けで決勝トーナメント出場への望みをつなげた。日本はワールドカップに過去最高齢となるチームで臨み、彼らの持つ経験が物を言った。あらゆる面で厳しい試合となったが、2度にわたり気迫と攻撃の直感を呼び覚ました」と、平均年齢28.2歳で挑んだチームを紹介した上で、引き分けに持ち込んだ日本の戦いを絶賛した。

 記事は「試合前の段階でアフリカとアジアのサッカーのスタイルの違いに関する言及は多数あった」と、戦前の予想が日本不利であったことを説明。

「セネガルの身体的優位への対処という日本の不安は的中した。だが、彼らは才能のある選手たちで、違いと、どう戦えばいいのかの方法を見つける自信にあふれ、気力と前向きな戦いを見せて、チームを前途のある結果へと押し進んだ」と日本の気力と戦術を評価した。

 英国のBBCも「エカテリンブルクで面白い引き分けを演じた日本とセネガルは、ワールドカップでイングランドかベルギーと対戦する決勝トーナメントに進むために良い位置を保った」と、決勝トーナメント進出の可能性が高まったことを伝えた。

「勤勉な日本が勝ち点1で報われる」との小見出しを入れ、「日本は、昨年8月にワールドカップ予選を突破し、ロシア行きを最初に決めたチームの1つだった。4年前のブラジル大会では、勝ち点1で早々に敗退したが、彼らは今大会で勝ち点4とし、さらに大会を勝ち進むかもしれない」と、日本の健闘ぶりを称えた。

 後半33分の本田圭佑の同点弾についても「日本は、セネガルのゴールキーパーから同点の贈り物をもらった。本田は、9試合で4ゴールを決め、ワールドカップでのアジア選手最多得点者となった。彼らの勤勉なプレーは、この幸運な瞬間を受けるに値した」と触れ、本田が、日本代表でワールドカップ3大会連続ゴールを決めた初の選手であり、日本代表通算「37得点」が、原博実氏の持つ歴代4位の記録に並んだことも紹介している。

 またインディペンデント紙は「本田がグループHの混戦を保つ同点弾」との見出しでマッチレポートを掲載した。
「また、もう一日、大変面白い試合がワールドカップで行われた。4ゴール、多くのミス、絶えず続いた攻撃に、いくつかの素晴らしいプレー。これが楽しめなければ、フットボールは、あなたのスポーツではないかもしれない」と、この試合が大会屈指の好ゲームになったことを伝えた。