「はやぶさ2」が小惑星に到着 JAXAが会見

 小惑星探査機「はやぶさ2」が27日に目的地である小惑星「Ryugu」(リュウグウ)に到着した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は午後4時をめどにJAXA相模原キャンパスで会見を行い、はやぶさ2の状況について説明した。

■登壇者
JAXA宇宙科学研究所 研究総主幹 久保田孝氏 (同研究所 宇宙機応用工学研究系 教授)

「はやぶさ2」プロジェクトチーム ミッションマネージャ 吉川真氏(同研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授)

「はやぶさ2」プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 津田雄一氏 (同研究所 宇宙飛翔工学研究系 准教授)

 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【全編動画】「はやぶさ2」が小惑星リュウグウ到着 JAXAが記者会見 」に対応しております。
 

【全編動画】「はやぶさ2」が小惑星リュウグウ到着 JAXAが記者会見

(津田氏)6月27日午前9時35分にリュウグウ上空、約20キロメートルのホームポジションに到着

司会:それではお待たせして申し訳ございませんでした。記者会見を開催させていただきます。小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星到着に関する記者会見を始めさせていただきます。本日、進行を務めます、JAXA 宇宙科学研究所の生田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。それではまず最初にプロジェクトマネージャの津田から一言、コメントをお願いします。

津田:皆さん、今日はこんなにたくさんお集まりいただきどうもありがとうございます。今日は非常にいい報告をさせていただきに参りました。ちょっと最初、あいさつは読ませていただきます。

 本日、私たちは人類未到の宇宙科学探査の入り口に立つことができました。小惑星探査機「はやぶさ2」は日本時間2018年6月27日午前9時35分にリュウグウ上空、約20キロメートルのホームポジションに到着しました。到着までの飛行時間は1302日、総飛行距離は32億キロメートルです。小惑星到着後の探査機の状態は正常で、「はやぶさ2」を観測に適したホバリング位置に維持させることに成功しています。今後「はやぶさ2」は1年半かけて、リュウグウの詳細観測と着陸サンプリング等の小惑星表面へアクセスする運用を行ってまいります。「はやぶさ2」が非常に良い状態を維持したまま、人類未到の天体の探査を開始できることを大変ありがたく思っております。「はやぶさ2」プロジェクトの実現と安定運用を後押ししていただいた日本および全世界の皆さまに感謝申し上げます。

 それと本日、到着ということで特筆したいのは「はやぶさ2」プロジェクトに携わった技術スタッフ、運用メンバーです。これほど安定して、かつ、極めて高い精度で32億キロメートルの宇宙航路を完走に導いたJAXA国内外研究機関、メーカーの技術スタッフに、おめでとうと申し上げさせていただきます。これから始まるリュウグウの本格探査の成果をぜひ楽しみにして見守っていただければと思います。

司会:佐伯さん、お願いいたします。