[写真]帰国会見に臨む西野監督(森田直樹/アフロスポーツ)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会でベスト8にあと一歩まで迫った日本代表が5日に帰国した。成田空港に到着後、西野朗監督と主将の長谷部誠選手らが記者会見を行い、「前監督の財産に、さらに本大会で自分たちでできることを探りながら素晴らしいサッカーを披露してくれた」(西野監督)「このW杯でまたサッカーへの関心を集められたと思う」(長谷部選手)と、戦前の予想を覆す戦いぶりを見せたW杯を振り返った。

※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【全編動画】W杯8強あと一歩 日本代表の西野監督、長谷部主将ら帰国会見」に対応しております。

【写真】W杯日本代表が帰国会見(全文3完)ベルギー戦「まさかあのシナリオは……」

Q:ベルギー戦が終わってから選手にどんな声をかけた?

テレビ朝日:ありがとうございます。また、ベルギー戦が終わってから帰国するまで、選手と話し合う機会があったかと思います。西野監督から選手にどのような言葉を掛けたか教えていただければと思います。

西野:そうですね。何、言ったっけ。ある選手が、グループステージを突破した翌日のミーティングでいきなり発言して、小さい選手なんですけど。ブラジルの話をしたかったんでしょうけれども、ブラジルという言葉をぱっとこう言った瞬間に言葉を詰まらせたんですね。その後、泣きじゃくりながらなんとか、そのブラジルから思いを、で、グループステージをなんとか突破した翌日の話なので、おそらくそういう回想しながら詰まってしまった瞬間がミーティングルームであったんですけど。

 僕もやっぱり選手たちに、ロストフの、あのベルギー戦終わったあとの、倒れ込んで背中に感じた芝生の感触、それで見上げた空の色だか感じだか、それは忘れるな。ベンチで座ってた選手たちの、あの居心地の悪いベンチの、お尻の下の感触を忘れるなと。
 そういう思いで、僕が言わなくても、おそらくその小さい選手が、グループステージ突破した翌日に話してくれたことは、これからもやはり4年、4年ではないですね。もう早い段階で世界に追いつける、そういう姿勢というか与えてくれた選手がいたので、私自身もそういう話はさせてもらいましたけど。

 あの悔しさっていうのは、僕自身も感じたことがないです。残り30分の自分の判断の猶予もない中の、おそらくピッチ上にいた選手たちも、3点目が行けるんじゃないかと思いながら戦ってるぐらいアグレッシブに、あのベルギーに対していけた。だけど残り30分でああいう状況になって、何も修正できなかったっていう。あれが世界だと思いますし、あれに対抗していくのがこれからですので、とにかく前へという中の、日々鍛えて成長していかなきゃいけないねっていう話でしょうか。