各パートごとの録音からの編集作業(撮影:志和浩司)

 数度のリハーサルを繰り返して、いよいよ録音。最初に録音を終えたコーラス担当者たちは、自分たちの録音が終わるとすぐに帰ってしまった。基本的にレコーディングは、終わったパートのミュージシャンから帰って行くので、録音が進むにつれ、だんだんと人数が少なくなって行くのだという。その都度、ていねいに感謝を込めてあいさつに行き、ねぎらいの言葉をかける黒木。オケ録りには、すべての楽器を別々に録る方法や、一部複数の楽器を一緒に録る方法、あるいはすべてを一緒に録る方法(一発録り)などがあり、ケースバイケースで使い分けられるようだ。

 そんな中、この日は仮歌録りまで行われた。オーケストラの演奏にのって、黒木が歌唱。見据える先にあるのは、やはり紅白出場という夢か。

第1回めのレコーディングでカラオケ完成 そのあと「歌入れ」、「ジャケ写」撮影に

レコーディングお疲れさま! 左から編曲の伊戸のりお氏、作詞の悠木圭子氏、黒木じゅん、作曲の鈴木淳氏、テイチクの近藤芳樹ディレクター

 初日は仮歌録りまでで終わったが、1週間の間を置いて黒木のヴォーカルのレコーディング「歌入れ」が行われた。その後は、録音されたすべての音源の音量バランスや音質、エフェクト処理などを決めて2トラック(ステレオ)にまとめる作業が待つ。曲全体のイメージをまとめる重要な工程であるミックスダウンまたはトラックダウンと呼ばれる部分だ。さらにその後、曲ごとの音量・音質のバランスをとりプレス用のマスターを作るマスタリングという作業が待つ。

 さまざまなプロが結集して行われるレコーディング。そしてできあがった新曲「おとこの夢」。このあと、一人でも多くの人に手にとってもらえるようなジャケット撮影とプロモーションビデオが撮影された。

CDは作っただけでは売れない 売れるためには、これからが勝負どころ!

新曲「おとこの夢」のジャケット写真はこんな感じ

 そして、CDを作っただけでは、もちろん売れるはずがない。プロモーションも併行して考案される。現在黒木は、「おとこの夢」を携えて各地でキャンペーンを計画中だ。発売日の7月18日に向けて、テレビやラジオの番組出演をしたり、メディアの取材を受けたり、イベントの準備をしたりと、息をつく暇もない日々を送っている。

 今後、地上波テレビの初オンエアは12日(木)放送「カラオケ1ばん」(テレビ埼玉:午後7時~7時54分)となり、ラジオ生出演は発売日翌日の19日(木)放送「走れ!歌謡曲」(文化放送:午前3時~5時)の出演などが決まっている。

 ライブでの初お披露目は7月22日(日)午後5時からの「二世タレントコンサート【~七光り~ザ・セブンスターズ!!】」にて行われる。

(取材・文・撮影:志和浩司)