わざわざ主役交代、「続編」にした理由は見えてくるのか?

上戸彩(撮影:志和浩司)

 なぜ、上戸で第3シーズンが作らなかったのか。第2シーズンの終盤あたりで「次は主人公、代わりますよ」的な布石が打たれていればまだ良かったのだが、突然、「新シーズン始まりました、今度は沢村一樹が主人公なんです」では、これまでのファンは置いてけぼり状態だ。

 さらに、初回の終わりにはこれまでの上戸ファンを奈落の底に叩き落とすような場面が登場する。特殊捜査班のメンバーだった山内徹(横山)は、以前バディを組んでいた桜木の失踪事件を独自に追っていたが、あろうことか桜木はベトナムで殺害され、遺体となって発見されたというのだ。遺体は別人の取り違えかなにかで、桜木は生きていてほしいと祈るばかりだ。そして、再びドラマの主軸となって物語を動かしていってもらえるといいのだが。

 安定感のある沢村の演技は今後も楽しみだが、わざわざ主役を交代させ、「続編」としたファンにも納得できる理由を画面でまずは見せてほしい。

 次も観たい度 ★★☆☆☆

(文・写真:田村豊)