イングランドに2-0で快勝して3位になったベルギーの超高速カウンターを海外メディアが絶賛した。日本もそれにやられた(写真・ロイター/アフロ)

サッカーのワールドカップロシア大会の3位決定戦が14日、サンクトペテルブルグでベルギーとイングランドの間で争われ、ベルギーがイングランドを2-0で下した。ベルギーはワールドカップでは初めての3位。これまでは1986年のメキシコ大会での4位が最高だった。 ベルギーは決勝トーナメントの1回戦で日本を0-2から逆転した持ち味のカウンターアタックをこの試合でも見せつけた。

 米国のスポーツイラストレイテッド電子版は「ベルギーの黄金世代がイングランドを下してワールドカップの3位になった」というタイトルの記事の中で、「後半はイングランドがポゼッションで上回っていたが、ベルギーの方が優れたチームだった。そこには絶えず起こり得るカウンターアタックへの脅威があった。それが、ベルギーにとってはワールドカップで初の3位という結果を導いたのだ」と、その超高速カウンター戦術を評価した。

同誌のグラント・ウォール記者は、「ベルギーのカウンターアタックは、私にとって、このワールドカップで、最もお気に入りの思い出になるだろう。今大会でのベルギーのあのようなスピードと技術のあるカウンターアタックの戦術は目撃した人の誰をも爽快な気分にさせた」と賞賛。

 日本戦での決勝ゴールとなったアディショナルタイムのカウンターアタックについても触れて「あれは、今大会のここまでのチームゴールとしては最も素晴らしいものだった。ルカクが2人をひきつけ、ボックス内でおとりになった」と伝えた。

さらに「ベルギーがブラジルと戦った試合では、ルカクが素晴らしいプレーをし、デ・ブライネが得点するチャンスを作った。我々は、それをこの3位決定戦でも、また目撃した。我々はカウンターアタックを純粋なスピードの実例と考えてしまうが、しかし、ベルギーはスピードをもって何が、どのように実行され、違いを生み出したのかを見せてくれた」と分析した。開始早々4分の先制ゴールはルカクからのスルーパスを左サイドでうけたシャドリがクロスをいれ、走りこんできたムニエが左を合わせた速攻だった。
 
 同じく米国のスポーティングニュース電子版も、「レッドデビルズは、この大会を通じて成功してきた彼らのスタイルでイングランドに勝った。それはカウンターアタックだ」とベルギーのカウンターアタック戦術をクローズアップした。