MLBオールスターゲームが17日(日本時間18日)、ワシントン・ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われ、過去のオールスター最多記録を更新する10本塁打が飛び交う壮絶な空中戦となり延長10回、アメリカン・リーグが8-6でナショナル・リーグに勝利した。MVPには、延長10回に勝ち越しのソロ本塁打を放ったアレックス・ブレグマン(アストロズ)が選ばれた。全アは、2013年から6年連続の勝利となった。
 全米のメディアは、両軍で10本塁打、25三振と、本塁打か、三振かの結果に終わった今年のオールスターを今現在のメジャーの野球を象徴するものだったと分析、評価した。
 
 スタートリビューン紙は、「最近の野球はフェンスを越える当たりを放つことができれば、三振は良しとされている。そして投手もまた96マイル(約154キロ)を投げる投手がどのチームにもいるようになった。そのため、火曜日のオールスター戦は、大成功か大失敗、パワー対パワーという、このスポーツの現状を表すにふさわしい舞台、もしくは無残な思い出を残す舞台となった」と伝えた。

 本塁打が乱発した試合の幕を切ったのは、同紙が、「現在の野球界の大物」と表現するアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が2回に放った先制本塁打。その後、すべての得点が本塁打の2-2の同点で迎えた8回一死一、二塁から代打のジーン・セグラ(マリナーズ)が勝ち越しの3ランを放ち、勝負を決めたかと思われたが、9回に全アのクローザー、エドウィン・ディアス(マリナーズ)が、代打のスクーター・ジェネット(レッズ)に同点2ランを浴び、結局、延長10回にブレグマンのソロアーチ、さらにジョージ・スプリンガー(アストロズ)のソロアーチなどで3点のリードを奪い、全ナを突き放した。同紙は「延長10回まで、パワーパーティーは止むことはなかった」と表現、「本塁打を放たなければ、誰かが三振を喫していた。三振の方も最初の4回で13三振、8回で21三振、試合終了時点は、25三振となった。レギュラーシーズンでも、今シーズンは初めて三振数が、安打数を上回る可能性があることから、この結果も驚きではなかった」と総括した。