本田の年俸2億4000万円での豪州クラブ、メルボルン・ビクトリー入団決定を豪州の複数のメディアが報じた(写真。アフロ)

W杯ロシア大会で存在感を示した日本代表MFで、前パチューカの本田圭佑(32)の豪州メルボルン・ビクトリー入団決定を豪州の複数メディアが報じた。本田の海外での所属クラブは、オランダ、ロシア、セリエA(イタリア)、メキシコに続き5か国目となる。

FOXスポーツのオーストラリア版は、「日本の大物スター、本田が290万オーストラリアドル(約2億4000万円)でメルボルン・ビクトリーに加入」との見出しで、本田圭佑のAリーグ、メルボルン・ビクトリー入りを伝えた

記事は「本田はオーストラリアサッカー連盟が5月にリストアップした大物招聘6選手の1人に入って以来、ビクトリーの獲得選手の照準に入っていた」と伝え、「契約が公式に発表されるのは月曜日になると理解している」と、8月6日に公式アナウンスされる見通しを報じた。
  
 本田が、日本人選手として2012年から2014年にウエスタンシドニー・ワンダラーズでプレーした小野伸二に続いてAリーグでプレーすることを紹介。
「この契約は、レロイ・ジョージ、ベサルト・ベリーシャ、リース・ウィリアムズら有名選手が去ったビクトリーにとって重要な補強になる」と評価。

 元オーストラリア代表のマーク・ボスニッチ氏の「小野の後、Aリーグが日本人選手と契約するまで長い年数を要したことに驚いた。本田のプレースタイル、プレーのテンポ、すべてにおいてチームに影響を及ぼすことのできる素晴らしい選手だ」というコメントを掲載した。

 ニュージーランドメディアの「Newshub」は「Aリーグ:日本の大物スター、本田がメルボルン・ビクトリーと契約」との見出しを取った。

「日本サッカー史上最も偉大な選手の1人がAリーグにやって来る。本田が290万オーストラリアドル(約2億4000万円、320万ニュージーランドドル)でメルボルン・ビクトリーと契約したと報じられた」と伝えた。

 本田の経歴を紹介する記事の中では、「サムライブルーに98試合選ばれた本田は、2014年にスペイン人選手のダビド・ビジャがメルボルン・シティへ4試合(2か月間)限定の契約でプレーして以来、Aリーグに来る最も有名な選手となる」と大きな期待感を記した。

オーストラリアメディアのナインネットワークは「Aリーグクラブのメルボルン・ビクトリーが本田を追う」との見出しの記事。

「元日本代表の本田がメルボルン・ビクトリーに2018/19年シーズンに加入するとされ、Aリーグは新たな有名選手を迎えることになる。攻撃的ミッドフィルダー(の本田)は290万オーストラリアドル(約2億4000万円)の条件でビクトリーと契約したと報じられ、130万オーストラリアドル(約1億800万円)をクラブが支払い、オーストラリアサッカー連盟が、Foxスポーツによるマーキー予算で残りを負担する」と伝えた。
 つまりクラブだけでは手に負えない金額のため、連盟が手にしているファンド(放映料)でカバーするというわけだ。
 記事は、また「この契約は公式に確認されていないが、水曜日に発表されるとの噂がある」と、正式発表のタイミングを予測。記事は「新たな所属クラブを数日以内に決断する」と自らつぶやいた本田のツイッターを紹介し、「この契約は、Aリーグ全体を盛り上げるものになると見られている。同リーグは、近年、過去のシーズンと同じレベルの有名選手を引きつけることができていないとの批判を浴びていた。日本代表98キャップで37ゴールをあげている32歳の本田はサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)にとってよく知られた敵の1人だが、2018年ワールドカップで代表引退を発表していた」と本田の現状を説明している。
 各メディアのトーンは若干違うが、本田の豪州行きの公式アナウンスは時間の問題のようだ。