[図]7月の平均気温平年差など(気象庁の資料より)

 気象庁が「災害」とまで表現した7月の猛暑。23日に埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1度を更新し、東京でも青梅市で都内初の40度を超すなど、各地で激しい猛暑に見舞われた。一方で、上旬には西日本豪雨が発生。気象庁は「7月は異常気象だった」と総括した。

【図】福岡、佐賀などに大雨特別警報、気象庁「重大な危険が差し迫った異常事態」(7月6日)

●平均気温

 東日本の月平均気温は、平年よりも2.8度高く、7月としては1946(昭和21)年の統計開始以降、もっとも高くなった。西日本でも平年を1.6度上回り、1994年のプラス2.2度に次いで2番目に高くなった。

 観測地点でみると、全国歴代1位の最高気温41.1度を記録した熊谷市をはじめ、京都市など47地点で7月の月平均気温の最高記録を更新した。

●最高気温

 1日の最高気温では、熊谷市のほか、東京都内で初の40度超えを記録した青梅市の40.8度など、108地点で通年で1位の気温を記録した。

《最高気温が観測史上1位を更新した主な地点》(7月1日~31日)
・熊谷市(埼玉県)41.1度=7月23日
(それまでの最高は40.9度=2007年8月16日)
・青梅市(東京都)40.8度=7月23日
(同38.5度=2001年7月12日)
・美濃市(岐阜県)40.6度=7月18日
(同40.0度=2007年8月16日)
・桐生市(群馬県)39.9度=7月23日
(同39.0度=2007年8月15日)
・寄居町(埼玉県)39.9度=7月23日
(同39.5度=2007年8月15日)
・所沢市(埼玉県)39.8度=7月23日
(同39.6度=1997年7月6日)
・郡上市八幡(岐阜県)39.8度=7月22日
(同39.8度タイ=2007年8月16日)
・京都市中京区(京都府)39.8度=7月19日
(同39.8度タイ=1994年8月8日)

●日照時間

 月間日照時間も長かった。東日本の日本海側では平年と比べて179%と、7月としては統計開始以来、最高を記録した。金沢市(石川県)、富山市(富山県)など5地点で7月の1位を更新した。