錦織と大坂のダブル16強進出を公式サイトが特集した(写真は資料・アフロ)

テニスの全米オープンの男子シングルス3回戦がニューヨークで行われ、世界ランク19位で第21シードの錦織圭(28、日清食品)は、同13位で第13シードのディエゴ・シュワルツマン(26、アルゼンチン)を6―4、6―4、5―7、6―1で下して2年ぶりのベスト16進出を決めた。4回戦では、同34位のフィリップ・コールシュライバー(34、ドイツ)と対戦する。

また錦織の試合前に行われた女子シングルス3回戦では、同19位で第20シードの大坂なおみ(20、日清食品)が同33位のアリャクサンドラ・サスノビッチ(24、ベラルーシ)に6-0、6-0の完封勝利で自身初となるベスト16入りを決めた。大坂は4回戦で同20位のアリナ・サバレンカ(20、ベラルーシ)と対戦する。

 全米オープンの公式サイトは、「日本テニス界の先駆者、錦織圭と大坂なおみが躍進中」との見出しで、日本人男女の16強進出をクローズアップした。

「全米オープンテニスの20年の歴史を振り返ってみて、トップ20位前後に位置する2人の日本人選手が、大会6日目に揃ってコートに立つことを想像するのは難しかったに違いない。だが、土曜の午後、大坂なおみはサスノビッチを相手に支配的な6-0、6-0のプレーを見せて初の16強へ進出した。錦織圭も6-4、6-4、5-7、6-1でシュワルツマンを下してプレッシャーの中で期待に応えた」と、この日の2人の試合結果を伝えた。その上で錦織について「1億2700万人の国に新たな基準をつくり出した母国のレジェンド」と報じた。

 同サイトの「14年のファイナリストの錦織圭がシュワルツマンを番狂わせで下し、この5年間で3度目となる16強進出を果たした」という試合レポートでは「錦織がフラッシング・メドウズで決勝戦にたどり着いてから、もう4年が経ってしまったことが信じられない。日本人のスターは、その躍進以来、苦難に直面してきた。2015年にキャリア最高となる世界4位までランキングを上げた後、様々な怪我に悩まされてきた。手首の故障で全米オープンを含む2017年の半分を第一線から外れ、マイケル・チャン氏に指導を受ける錦織は、その後、トップ20位から陥落した。今年初めには2011年以来最低となる39位までランキングを落とした。だが、大会6日目に彼の試合は、ちょうど良いタイミングで揃えられたものだったのかもしれない」と、近年の苦闘から復活へと歩む錦織の軌跡を詳しく記述した。