岸和田だんじり祭の試験曳きが12日、同市内各所で行われ、各町が本番さながらの走りをみせた。いよいよ、あす13日は宵宮、そして14日は本宮ということで、各町ともさらに気合いの入った走りを見せていた。

【動画】13,14両日の本番に向け、気合いの入った豪快なやりまわしがみられた

「試験」とは名ばかりで「もう本番と一緒や」

[写真]だんじりの「やりまわし」。豪快さで見物人らを魅了する=12日午後3時半ごろ、大阪府岸和田市で

 試験曳きは7日にも行われていたが、「試験」とは名ばかりで「もう本番と一緒や」と、ある町の関係者はうれしそうに語る。12日も午後2時ごろから、各町のだんじりが走りはじめ、平日にもかかわらず多くの見物人も訪れていた。

 「もう、年に1回のだんじりが楽しみでしかたないんです」と語るのは、関東地方から来たという男性(50)。「わざわざ会社の休みをとってきたんです」と小声ではなすも、だんじりが通ると「いいねー」と大声をあげながらカメラを向ける。同市内のホテルも予約しており、宵宮は朝から追いかけると、うれしそうに話していた。

13日の宵宮は午前6時から午後10時まで

【写真】通りはだんじりや関係者でうめつくされていた=12日午後3時半ごろ、大阪府岸和田市で

 年に1度の同祭を前に、商店街や見物人らの表情はイキイキとしているようにみえる。母親と見物に来たという貝塚市内の男性(40)は「毎年やっていること、みていることは一緒やねんけど『やりまわし』とかを見てこそ、なんか気合いが入ってくる。実は試験曳きがいちばん見やすいんで、きょうはゆっくり楽しませてもうてる。曳き手の人らは、もっともっとうれしい思いながら走ってるんやろね」などと笑顔で話していた。

 13日の宵宮は午前6時から午後10時まで。14日の本宮は午前7時から午後10時まで行われる予定。同祭の宮入順位や交通規制などは、岸和田市役所公式サイトに掲載されている。

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