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 レーザー光線が夜空に舞う光のイベント「鶴見光の花桟敷」がこのほど、大阪市鶴見区の鶴見緑地で開かれ、厳しい冷え込みにもかかわらず、多くの区民が訪れ楽しんだ。

 鶴見区役所が企画し、鶴見緑地での光を駆使した夜間イベントは初めて。大池に面した花桟敷一帯を、2500個のろうそく行灯の光で包み、レーザーと音楽のコラボ演出で、幻想的な空間づくりを試みた。

 定刻になると、ドラマチックな音楽とともに、レーザーの照射開始。いのちの搭を背景に、淡い緑色に輝くレーザー光線が直線から2次元、3次元へと大胆に変化するたびに、どよめきが湧き起こった。

2度3度と観続けるリピーターも

[写真]淡い緑色が美しいレーザー光線=大阪市鶴見区の鶴見緑地で

 1回の演出時間は5分間と短いが、ミュージシャンのミニコンサートをはさみ、30分間隔で8回実施された。いのちの塔をスクリーンに見立て、いろいろなデザインのマークを照射。最後には大阪市の市章「みおつくし」が登場した。

 「いのちの塔に映っているマークをちゃんと観たい」と、1度で満足せず、2度、3度と観続けるリピーターも。「来年は規模を大きくして開催してほしい」という声が強く、大阪人のイベント好きな一面を証明していた。

 若い親子連れは「冷えたから、早う帰って風呂入ろうな」と言い合いながら、満足げに家路を急いでいた。「神戸ルミナリエ」などと比べるとスケールこそ小さいものの、レーザー光線の演出は印象が強く、家族の良い思い出作りになったようだ。
(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)