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 「あの日は田端義夫さんを迎えて、テレビのロケをしていました」と映画評論家でタレントの浜村淳(79)は阪神淡路大震災が発生した1995年1月17日の行動をふりかえる。

震災当日は田端義夫さん思い出の地へロケに

[写真]阪神淡路大震災当日に田端義夫さんとロケに行った思い出を語る浜村淳=MBS毎日放送ラジオで

 当日は、MBS毎日放送ラジオ「ありがとう浜村淳です」の放送もあり、番組でもその様子を伝えるなどしたが、途中で報道番組に切り替わった。

 その後、当時、関西テレビで放送されていた「浜村淳の人・街・夢」の収録へ。ゲストは歌手の田端義夫さん(2013年死去)だった。田端さんを宿泊先のホテルまで迎えにいき、若いころ暮らしていたという大阪・鶴橋で住んでいたアパートへ向かった。

 田端さんは「大きな地震があったからなぁ。住んでたところ大丈夫かな」と心配していたという。だが、言ってみると無事だったので、田端さんはすごく喜んでいたという。

 しかし、近くの神社へ行ってみると、石灯籠がたくさん倒れていた。それをみて「ひどい地震やったんやなあ」と思ったという。後に終日ロケに時間を費やしたが、神戸の状況などを報道で知ることになったという。

 後日、田端さんの映画「オース!バタヤン」のロケが鶴橋の小学校体育館で行われ、浜村もその映画に出演した。田端さんは2013年4月に死去。浜村は、震災当日に「田端さんがそのアパートをみて無事に残っていたその光景が、今でも目に焼きついている」と話していた。