[写真]日本最大、明るい店内はヨーロッパカジノをイメージしているという

 カジノを中心としたIR(統合型リゾート)は、雇用創出や地域振興の観点から、今や関心が随分と高まっている。そんな中、大阪ミナミに昨年7月にオープンしたカジノレストラン「Jack&Queen」(大阪市浪速区難波中)がテレビなどで「カジノ気分で魅力をたっぷり体験できる」紹介され注目を浴びている。

日本最大で総工費約2億3千万円

[写真]2階はVIPルームとなっている

 カジノレストラン&バーは大阪には10数軒しかないが、ここは日本最大で総工費約2億3千万円。広さはおよそ70坪。2階はVIPフロアだ。豪華なインテリアデザインやシャンデリアが目を魅き、高級感溢れる最上級の空間になっている。中世ヨーロッパ貴族の社交場としてのヨーロッパカジノをイメージした造りだという。

 テーブルゲームは「ブラックジャック」「バカラ」「ルーレット」「ポーカー」の4種類が楽しめる。それぞれのテーブルにはゲームを進行するディーラーが常駐し、換金はできないが、それ以外は本場のカジノとまったく同じ。本格的イタリア料理の注文やバーカウンターでの飲食、さらにポールダンスなど、カジノの魅力をたっぷりと体験できる。

純粋な明るいスペースでカジノを楽しんで

 代表の神田大さんに話を聞いてみた。「韓国に旅行に行った時、ツアーの一環でみなさん、カジノに行くんですが、日本人はすぐに帰るんですよ。カジノのおもしろさを知らない。それで、もっとカジノの魅力を知って欲しいと、開店に至りました。日本ではカジノはまだアングラなイメージがあり、法律を守らずにやっている店もあるようです。でも、当店は純粋な明るいスペースでカジノを楽しんで頂けます。他のカジノバーとは一線を画し、明朗会計がコンセプトです」

 初めての来店者は、最初に台をつかって専属のディーラーがやり方を教えてくれる。ゲームのルールブックも置いてある。「30分以上、レクチャーがある。4つのゲームを全て説明します。レクチャー込みの見学は無料。見学だけでもOKですよ。システムの説明を受け、遊ばれる方はチップが発生します」(神田代表)

 料金は初回男性5000円、女性無料。時間制限なし。ゲームをしながら片手でつまめるカジノフードが各種あり(チキンナゲット600円~)。凝った食事も味わえ、昼間も営業中で入退店自由となっている。

 ところで、先進国でカジノがないのは日本だけと言われている。ちなみに同店は風営法8号営業の「ゲームセンター」とまったく同じ許可で営業している。カジノについては中毒を懸念する反対派も多く賛否両論あるが、もしカジノ法案が可決すれば、新たな観光リゾートとして日本の観光施設が海外でも大きく注目されるかもしれない。
(文責/フリーライター・北代靖典)

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