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 大阪市鶴見区の大型温室植物園「咲くやこの花館」で30日、月下美人の花が今年初めて開花し、入館者に公開された。開花すると、1日でしぼんでしまうまぼろしの名花だ。

独自の開花調整技術で日中に開花

[写真]今年初めて開花した月下美人=大阪市鶴見区緑地公園の咲くやこの花館

 月下美人のサボテンの仲間で、優雅な花の姿で人気が高いが、夜間に咲くため、なかなか観賞できない。同館では日中に開花している姿を入館者に観賞してもらうため、同館独自の開花調整技術を駆使して、日中に花を咲かせている。

 花は女性の手のひらよりやや小ぶりのサイズで、月下美人の名前の通り、気品あふれる典雅な趣から、夏場の人気植物のひとつになっている。

開花が1日早まり前倒しで公開

[写真]花の大きさは女性の手のひらよりやや小ぶり

 開花すると1日でしぼんでしまうはかなさも、人気を後押ししているようだ。9月ごろまで、途切れることなく花が咲くよう開花時期を調整しているが、微調整はむずかしい。

 広報スタッフは「今年初めての開花が予定より1日早まり、急きょ、30日に公開することになりました」と打ち明ける。思うにならない一面も、美人にふさわしい。
運よくまぼろしの名花と遭遇した入館者は、さかんにシヤッターを切っていた。詳しくは咲くやこの花館の公式サイトで。

(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)