地元に恩返ししたいです──。吉本新喜劇の座長や「茂造じいさん」などで知られる辻本茂雄が「和歌山観光大使」に就任することが決まり、その委嘱式が4日、大阪市中央区の吉本興業で行われた。辻本は舞台の合間ということで茂じいの姿で登場。だが、委嘱式はまじめに「僕は吉本でいちばん和歌山市を知っています。和歌山市と言えば中華そば。ぜひ味わってください」などと話すなど、さっそくPR活動をはじめていた。

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行きつけの中華そば店などもさっそくPR

[写真]茂じいの姿で登場した辻本茂雄(中央)。尾花正啓市長らと記念撮影=4日午後12時半ごろ、大阪市中央区で

 辻本は大阪府阪南町(現在は阪南市)出身だが、中学時代から自転車競技選手として活躍。そして、高校は自転車競技の名門校である和歌山北高へ進学し、高校総体などで上位を獲得するなどした。競輪選手の夢を追いかけていたが、足に腫瘍が見つかるなどし選手の夢を断念した。

 そんな辻本にとって、和歌山市は青春時代を駆け抜けた思い出の地。吉本興業が全国の自治体などとネットワークを築き、笑いの力で地方活性化につなげる「エリアプロジェクト」を進めていることなどから、今回の観光大使就任が決まった。また、過去に一度、和歌山市に住民票をうつしたことなども明かした。

[写真]自転車競技で青春時代を和歌山市で駆け抜けた辻本茂雄=4日午後12時50分ごろ、大阪市中央区で

 和歌山市は和歌山県の県庁所在地として、遊園地や温泉、海水浴場などもある。また、徳川御三家の一つ、8代将軍吉宗を生んだ紀州徳川家の居城としても知られる和歌山城もあるということで、尾花正啓和歌山市長とそうした話をしながらPRした。

 また、高校時代の恩師の話、そして、行きつけの中華そば店数店やオーナーの名前も挙げるなど、和歌山市愛は本物。会見中からさっそく、大使としての仕事を行っていた。

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