SMAP解散という噂が13日朝、「日刊スポーツ」と「スポーツニッポン」の2紙で報じられた。これはファンに大きな衝撃を与えた。テレビのワイドショーでも報道が過熱する中、実はもうひとつ、話題になっていることがある。「日刊スポーツ」のSMAP解散記事(1面)の横にひときわ目立つ「スーパー玉出」の広告が出ており、「解散」報道を伝える紙面がツイッター上に流れると、「スーパー玉出って何?」「すごい宣伝効果や」「一番目立ったのはスーパー玉出」といった声が続出したのだ。そこでスーパー玉出について調べてみた。

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名物の「1円セール」などの安売りが人気

[写真]大通りに面し、地下鉄駅前のスーパー玉出花園店。24時間営業だという=13日夜、大阪市西成区で

 「スーパー玉出にしか目がいかない」などと広告を話題にするツイートが広がり、思わぬところから注目を浴びているが、大阪では知らない人はいないだろう。

 「スーパー玉出」(本社:大阪市西成区玉出)は、大阪を中心に54店舗を構える、生鮮食品を中心としたスーパーマーケットだ。「日本一の安売王」として親しまれ、安売りだけでなく、店舗の派手な外装、24時間営業(一部店舗を除く)、年中無休など特徴ある店舗を運営しており、いわば大阪ならではの商売の典型例とも言える。

 外から目を引く黄色い大看板と名物の「1円セール」(1000円以上購入などの条件あり)などの安売りが人気のようで、同社社長はテレビなどにもたびたび登場している。1号店は1978年、大阪市西成区にオープン。派手な店構えは、カジノの本場であるアメリカのラスベガスからヒントを得たという。また岸里店には、カラオケやボウリング、ビリヤードなどがある「玉出ボウル」を併設している。

玉出の担当者「社内では話題になっていない」

[写真]1号店、2号店は商店街の中にあるため、大通りの飲食店上に「スーパー玉出」の案内看板を出している=13日夜、大阪市西成区で

 イメージカラーの黄色に赤い文字の目立つ広告がネット上で反響を呼んだわけだが、スーパー玉出の広告が掲載されているのは関西版で、関東では同じ位置に「アサヒスーパードライ」の広告が載っている。ただ、こちらは広告自体が目立つ色合いではなく、それほど話題になっていない。

 ネット上での反響について、スーパー玉出の広報担当者に聞いてみると、「社内では話題になっていない」とし、こう話した。

[写真]13日付、日刊スポーツ紙面に掲載された、スーパー玉出の広告

 「あの一面の広告は、2、3年前から毎日出してるんですよ。だから今回のように、一面に大きな話題性のある記事が出たときは、テレビなどでちょこっと映るんですね。それでツイッターとかで随分話題になっているようですけど、今のところ問い合わせは2件だけですよ(13日午後6時現在)。それも、新聞社とテレビ局の方が『何か問い合わせとかありますか?』っていう問い合わせです。特に変わった反応はないです。まあ、うちの社長が全国ネットのテレビとかにもけっこう出さして頂いてますので、それなりに認知はされてるとは思いますけどね」

これも時代か…。
(文責/フリーライター・北代靖典)