大阪市鶴見区の大型温室植物園「咲くやこの花館」で27日、淡い青緑色の輝きから「宝石のよう」とネット界で話題を集めるヒスイカズラが開花し、訪れた人たちを魅了している。

【拡大写真入りの記事】5月ごろまで楽しめるという初音ミクみたいな?「ヒスイカズラ」

「翡翠」のように淡い青緑色の輝き

[写真]開花したヒスイカズラを紹介するアテンダントスタッフの宮本千遥さん

 ヒスイカズラはマメ科のつる性植物で、原産地はフィリピン。植物ではきわめて珍しい青緑色の花を付ける。宝石の翡翠(ひすい)のような色合いなので、ヒスイカズラと呼ばれる。多くの花が房状に連なって咲く様子は、さながら宝石箱を広げたようだ。

 咲くやこの花館では熱帯花木室に植えられ、一株が大きく生長し、温室の壁に沿って葉を茂らす。27日最初の花が咲き、これから5月上旬まで順次花を咲かせていく。サクラのように一斉に満開を迎えることがない半面、壁沿いに生い茂る葉の中に、隠された宝石を探すような楽しみがある。

女性たちに「初音ミクみたい」と人気者に

[写真]花が咲き始めたヒスイカズラ。淡い青緑色の輝きは文字通り「翡翠」のようだ

 同館のツィッター人気ランキングで昨年、ヒスイカズラが2位にランクイン。幻想的な色合いや、優雅なカーブを描く花弁のシルエットがバーチャルアイドル「初音ミクみたい」と、女性たちに支持されるなど、一躍人気者になった。

 同館では毎日午前11時、午後1時、3時の3回、アテンダントスタッフが館内でフラワーツアーを開催し、ヒスイカズラなどを案内している。

[写真]大型温室植物園「咲くやこの花館」=大阪市鶴見区緑地公園で

 スタッフの宮本千遥さんは「ヒスイカズラの開花期間中、ヒスイカズラを鑑賞するために何度も来館される方もいらっしゃいます。ヒスイカズラの花はようやく咲いても1日で枯れてしまう。美してはかない風情を体感してください」と話していた。

 詳しくは咲くやこの花館の公式サイトで。
(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)