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 2019年秋に開催されるラグビーW杯日本大会の3年前広報活動として、大阪府出身の元ラグビーW杯出場選手で、日本大会アンバサダーを務める元木由記雄さんらラグビー関係者が1日、大阪市中央区の大阪府庁を表敬訪問し、大会成功に向け協力を要請した。開催12都市巡回訪問の一環で、大阪府ではラグビーの聖地とされる東大阪市の花園ラグビー場で試合が予定されている。

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元木アンバサダー「大阪のおもてなし力で素晴らしい大会に」

[写真]ラグビーW杯2019開催都市表敬訪問した(左から)トンプソンルーク選手、元木由記雄アンバサダー、野田義和東大阪市長、松井一郎大阪府知事、鶴田友晴大会組織委員会事務総長代理=1日、大阪府庁で

 府庁を訪れたのは、元木さんをはじめ、鶴田友晴大会組織委員会事務総長代理、前回W杯で活躍したトンプソンルーク選手(近鉄ライナーズ所属)の3人。松井一郎知事と野田義和東大阪市長が出迎えた。

 冒頭のあいさつで鶴田事務総長代理は今後の進行を紹介しながら、「9月に立ち上げた公式サポーターズクラブが大会成功のかぎを握る。現在の会員は3万人で、目標は40万人。開催都市にも会員拡大で協力をお願いしたい」と訴えた。

 元木アンバサダーは「昨年のW杯で日本代表が好成績を上げたので、次期大会には日本中が注目している」と話し、「大阪らしい活気あるおもてなしで素晴らしい大会にしたい。ぜひ力を貸してください」と呼びかけた。

 トンプソン選手が所属する近鉄ライナーズは花園ラグビー場を拠点にしている。同選手は「大阪を含めた日本でW杯が開催されることに興奮し、楽しみにしている。世界中のラグビーファンが大阪のホスピタリティにふれることができるのはとてもうれしい」と語った。

松井知事が公式サポーターズクラブ加入を約束

[写真]親しく歓談する出席者たち

 一方、松井知事は「大阪はラグビーファンが多い。私も野田市長ともどもサポーターズクラブに入らせていただく」と、クラブ加入を約束。そのうえで、鶴田事務総長代理に「花園ラグビー場はラグビーの聖地ですので、府民が楽しみにしている日本戦を観戦できるようご配慮を」と、日本戦開催へやんわりプレッシャーをかけて、笑いを誘った。

 野田市長はラグビーにちなんだネクタイやカフスボタンを着用。「ラグビーを通じて東大阪市の良さを世界へ発信していきたい。3年後に大きな花を咲かせられるよう。松井知事としっかりスクラムを組んで盛り上げていきたい」と意気込んだ。
この後歓談に移り、外国人訪問客の受け入れ態勢や日本代表チームの健闘を期待するやりとりで会話が弾んだ。

 W杯日本大会は19年9月20日から11月2日まで、20チームが参加して12会場で熱戦が繰り広げられる。来年にはすべての出場チームと試合スケジュールが決定する。
(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)