JR西日本は9日、2017年春の運行を予定している寝台特急「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の試運転を大阪~岡山間で行い、大阪府内をはじめ各地でその走行する様子が確認できた。

【拡大写真と動画】トワイライトエクスプレス瑞風の先頭車が搬入 JR西

淀川の橋梁には40人以上のファンも

[写真]黒いベールに包まれたまま試運転を行うトワイライトエクスプレス瑞風=9日午前、大阪市北区で(撮影:伊原薫)

 同社によると、営業運転は10両編成だが、今回試運転を行ったのは瑞風の1・2・9・10号車の合わせて4両で、まだ外観が見えないようにラッピングされた状態で走行。午前中には大阪市内などを通過し、午後には岡山駅に停車するなどした。

 大阪付近を日中に走行し、大阪~岡山間を走行するのも初めてで、ディーゼル車両のため独特の重厚な音を響かせて通過して行った。同市北区の淀川をわたる橋梁には、40人以上のファンが詰めかけて撮影していた。

見物男性「乗ってみたくなる」

[写真]大阪駅周辺を走るトワイライトエクスプレス瑞風=9日午前、大阪市北区で

 先頭車両は、展望デッキと5本のラインからなる流線型で往年のボンネット型を連想させる運転室を配置。この車両が走る様子を大阪市北区のビルから眺めていた同市内の30代男性は「すごい、いかつい顔をしているというか印象的ですね。鉄道のことはよく知りませんが、乗ってみたくなりますね」などと話していた。

瑞風は「みずみずしい風」のこと

[写真]黒いベールには「TWILIGHT EXPRESS」の文字も=9日午前、大阪市北区で(撮影:伊原薫)

 同社によると、昨年3月に引退した豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぎ、2017年春から運行予定。瑞風とは「みずみずしい風」のことで、吉兆をあらわすめでたい風という意味があるという。
(文/伊原薫/鉄道ライター)

■伊原薫(いはら・かおる)大阪府生まれ。京都大学大学院・都市交通政策技術者。(一社)交通環境整備ネットワーク会員。グッズ制作やイベント企画から物書き・監修などに取り組む。都市交通政策や鉄道と地域の活性化にも携わっている。好きなものは103系、キハ30、和田岬線、北千住駅の発車メロディ。

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