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 17日の近畿地方は朝から青空に包まれ、各地で晴れ間が広がったが気温は低め。奈良県奈良市では同日午後3時までに最低気温3.9度を観測。最高気温も17.5度にとどまっている(奈良地方気象台調べ)。そんな寒さの中、同市の奈良公園では紅葉が見ごろとなっており、多くの人でにぎわいを見せている。

 平日にもかかわらず、同公園近くには観光バスや車が列をなし、あちらこちらでカメラのシャッター音が響く。シカせんべいを持った人に、たくさんのシカが群がり、笑い声も聞かれる中、園内の木々は日差しを浴びて色づきが増しているように見えてくる。

[写真]紅葉が進む奈良公園。シカも思わず見上げてうっとり?=17日午後、奈良公園で

 園内を流れる川では、木々の赤色が水面に映る。同市内から遠足に来ていた幼稚園児たちは、広場で遊びながら、紅く染まった木々の下で休みながら見上げるシカを見て「シカさんもやっぱりモミジが好きなんかなあ?」と話しかける。そんな光景に、観光客らは笑みを浮かべ、シャッターを切っていた。

[写真]平日にもかかわらず、多くの観光客でにぎわう奈良公園=17日午後、奈良市内で

 京都府木津川市から来たという60代の夫婦は「きょうはぶらっと散歩に来たけど、ここまで染まっているとは思わなかった。逆にきょう来てよかったかも」などと、うれしそうに話していた。