[図]新たなブレーキライニングを施し、地震発生時のブレーキ停止距離を従来のものより、さらに5%短縮させる(JR西日本提供)

 JR西日本は21日、東海道・山陽新幹線車両として運用している「N700A」を2019年度までに15編成追加投入すると発表。これらの車両には新たなブレーキライニングの採用し、地震発生時のブレーキ停止距離を短縮する改良を施しているという。また、山陽新幹線の峠山トンネル(新山口~厚狭間)から小倉駅まで、携帯電話サービスを利用できるようにすることも発表した。これにより、山陽新幹線の全区間で携帯電話を利用が可能となる。

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新たなブレーキライニングで安全性向上へ

[図]パンタグラフにカメラによる画像記録と電流測定を行う「状態監視機能」を追加(JR西日本提供)

 同社によると、2013年度から、N700系の置き換えとしてN700Aの9編成投入してきたが、2017年度に3編成、2018年度に6編成、2019年度に6編成の合わせて15編成を追加投入するという。これによりN700Aタイプが40編成となり、東海道・山陽新幹線を直通する700系は全て置き換えが完了するという。

 そして、追加される車両は・新たなブレーキライニングを施し、地震発生時のブレーキ停止距離を従来のものより、さらに5%短縮させるという。また、パンタグラフにカメラによる画像記録と電流測定を行う「状態監視機能」を追加。台車振動検知システムを改良して検知項目を追加するなど、故障を未然に防ぐ機能の強化している。

山陽新幹線の全線で通話可能に

[図]山陽新幹線今回の携帯電話サービス工事箇所(JR西日本提供)

 同社は、山陽新幹線の峠山トンネル(新山口~厚狭間)から小倉駅まで、携帯電話サービスを利用できると発表。同線は新大阪~博多駅間でトンネル数は142か所、総延長280キロがトンネル区間となっており、携帯電話不感地帯の解消に取り組んでいたが、今回でその工事を完了させた。利用開始は22日からとなっている。

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