歌舞伎の重要な名跡「芝翫(しかん)」を八代目として襲名し、来年1月2~26日に大阪松竹座(大阪中央区道頓堀)で開幕する襲名披露公演を行う、中村橋之助改め中村芝翫(51)が27日午前、大阪市浪速区の通天閣で行われた「干支の引き継ぎ式」に出席。酉の口上人として「日本の元気をトリ(取り)孵す(返す)ぞ」と力強く述べた。

【写真特集】通天閣干支の引き継ぎ 中村芝翫親子も登場

[写真]干支の引き継ぎ式に臨んだ中村芝翫(中央)と橋之助、福之助、歌之助親子。左は通天閣の西上社長=27日午前、通天閣で

 会場には芝翫と同時に襲名した息子の橋之助(20)、福之助(19)、歌之助(15)も登場。冒頭のあいさつで芝翫は「このたび東京で10、11月と歌舞伎座で襲名させていただき、大阪におきまして来年年明けから道頓堀松竹座で襲名披露をさせていただくことになりました」とあいさつ。

[写真]多くの報道陣が詰め掛けた干支の引き継ぎ式=27日午前、通天閣で

 「私どもも伝統を引き継ぐということでとても感じるところがございます。父から8代目・芝翫を引き継ぎ、私の橋之助を長男が引き継ぎ、今回は大変ふさわしい気がいたします」と続け、会場からは拍手と歓声が沸き起こった。