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 お笑い芸人の千原ジュニア(42)がこのほど、大阪の「なんばパークスシネマ」(大阪市浪速区)で行われ『劇場版 新・ミナミの帝王』(監督・瑠東東一郎)の舞台挨拶に登場した。同作品は大阪・ミナミを舞台に非情ながらも人情味あふれる金貸し、萬田銀次郎の活躍を描く痛快ドラマシリーズの初の映画版だ。舞台挨拶でジュニアが「萬田銀次郎役をやるようになって、10年以内に映画化したいと思っていました」と話すと「そんなこと初めて聞いた」と瑠東監督に突っ込まれて笑いを誘う一幕も。額から大流血して撮影現場に行ったエピソードなど、終始笑いの多い舞台挨拶となった。

【拡大写真付き】板尾創路 芸人になったのは紳助さんがいたから

10代のころ、パークス近くのアパートに住んでいた

[写真]「新・ミナミの帝王」公開。それぞれ映画の見どころなどを語った

 2010年から始まったドラマ『新・ミナミの帝王』(関西テレビ系)は、おなじみのミナミのトイチの金貸し・萬田銀次郎をジュニアが演じている。

 2013年には関西ATP賞の第1回優秀賞を受賞。そして12作目にして待望の映画化となった。この日、登壇したのは瑠東東一郎監督、千原ジュニア、大東駿介、板尾創路だ。原作は漫画「ミナミの帝王」で、1992年から現在に至るまでコミックス140巻、1000万部を超す大ベストセラーとなっている。これまでは竹内力が演じる萬田銀次郎役が人気だったが、また違った雰囲気となっている。

 MCとともに4人が舞台に現れると、役名と簡単な挨拶から始まった。板尾がいきなり「すいません。役名は忘れてしまいました」とこぼし、会場から笑いが。

 もっとも、板尾は和菓子屋店主役で「和菓子屋は実際のお店をお借りしていたので、映画のセットにした時に近所の人が騒然としていました。それでも買いに来はる人がいて、僕も2、3個売りましたよ」と語った。

 ジュニアは10代の頃、せいじと2人で同館近くのアパートに住んでいたそうで、「その近くの映画館で舞台挨拶するということは非常に感慨深いものがありますね」と振り返った。

撮影に遅刻で額から流血?

[写真]額から大流血したまま気づかずに撮影に向かったエピソードを話す千原ジュニア=「なんばパークスシネマ」で

 また、監督によれば、ジュニアが珍しく撮影に遅刻した日があり、その日は額から流血して現れたという、とんでもないエピソードを暴露した。

 この理由について、「たまたま前日に目覚ましをオンにしてなくて、急いで飛び起きて行かな~と思って、家を飛び出るつもりが、ドアが目の前にあって気持ちが先に行ってドア開き切る前に飛び出して、ドアにバッカン~て行って。大流血してたんですよ。血が流れてることは気がつかなったんです」と言い、そのままタクシーで撮影現場に。額の手当てをして撮影に臨んだという。

 最後に作品の見どころを1人1人がアピール。「ジュニアさんの芝居って狂気を感じるぐらい凄味が入るんですけど、その奥にある優しさというか、人情を感じてもらえたらと思います」と監督。大東は「この街の物語なので、僕も大阪出身で大好きな映画です。楽しんで帰ってください」。板尾は「テレビドラマとは違う、映画ならではの迫力があると思う」などとコメントした。

 同劇場版は「なんばパークスシネマ」ほかにて全国で上映中。
(文責/フリーライター・北代靖典)