アナログの巨大時計をビジョンに変更

 なにわのシンボルの輝き再び──。大阪市浪速区にある国の登録有形文化財「通天閣」が10日夜、リニューアル工事期間をへて、約5か月ぶりに新しいネオンを点灯させた。これまで東側に設置されていたアナログの巨大時計をデジタル化させるなどし、なにわの名物は、また新たな歴史の一歩を踏み出した。

【イメージ図】通天閣の大時計がデジタル表示からアナログ表示可に LEDビジョン一覧図も

リニューアルは13回目

[写真]大時計がビジョンに変わり、四季の様子を表すことができるようになった=10日午後7時ごろ、天王寺区から撮影

  昨年10月末に再建から60周年を迎えた通天閣。今回もそれを記念してのことだが、高井隆光副社長によると、工事は約5~6年の周期で行われており、今回でリニューアルは13回目になるという。

 名物ともいえる広告の大きさは高さ45メートル・幅5.2メートルの4面となっており、広告のLED総数はこれまでの1万9650個から3万2579個に。ネオン管総本数もこれまでの1940本から1989本に増え、その分表示する色もこれまでの6色から倍の12色に増やすことができるようになった。

過去のアナログ時計をビジョンで表示も

[写真]天王寺公園から眺めた通天閣。池の水面にネオンがうつる=10日午後7時すぎ、天王寺区で

 今回の工事で、通天閣の東側に長年設置されていた巨大なアナログ式の時計は、デジタル化され、夏には海、秋には紅葉といった日本の四季を表すことのできるビジョンに変更。

 しかし、過去のリニューアルごとに変更され設置されていたアナログ時計を再現することもできるなどすることから、時間によってはこれまでの変わらない光景も楽しめそうだ。