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 大阪府堺市と高石市との境界付近にある「堺泉北臨海工業地帯」の夜景を撮影してみた。写真は約30秒露光して撮影したが、化学工場の建物の明かりが海にもきれいに写り、少し風があれば煙突から煙も流れるように写っている。

【写真特集】流れ星キラリ?堺泉北臨海工業地帯で「幻想的な世界」

[写真]大阪・高石市の工場地帯に向かってシャッターを切ってみた(撮影:柳曽文隆、30秒露光)

 撮影者も子どものころからこの光景を目にしているが、配管がむきだしの建物に照明がたくさん点灯しており、それを暗い場所から眺めると、なにか特撮映画やアニメで見たような幻想的な世界を思い浮かべた記憶があり、それは大人になってからも同じ印象だ。

[写真]工場とわかっていても撮影画像をみたら「不思議な世界みたい」と感じてしまう(撮影:柳曽文隆、30秒露光)

 石油や化学、ガスといった工場が建ち並び、独特なニオイもたちこめる中、カップルが眺めながら「きれいやね」と言いながらロマンティックな雰囲気に浸っている光景もみられるなど、そうしたギャップも楽しむことができた。

[写真]船が通ると水面がゆれパトライトが点に写る(撮影:柳曽文隆、30秒露光)

 大阪の海辺ということもあり、露光撮影していたら、船や飛行機の輝きも色のラインになって写り、なにか新たな風景を生み出している。近年、堺・高石両市が連携して、きれいな夜景をPRする「工場夜景ツアー」を行っている。展望場所などはなく、工場をちょうど見渡せる場所(公道)には、多くのカメラマンが三脚を立てて撮影を楽しんでいた。

 この工業地帯は様々なものを生み出しているが、その存在自体が新たな魅力を創出しているようだ。
 
※<かんさいの夜景>ふだんなにげなく見ている風景でも、カメラのレンズを通してシャッターを切れば、違って見えることもしばしば。このコーナーでは、なにげない「かんさいの夜景」を紹介していく。