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 マジックなど世界で活動するパフォーマーたちがこのほど、神戸に集結し「IKUukaN(いくうかん)ライブ」を開催。マジックの内田貴光、ジャグリングの天平、ジャグラーズビジョンら11組が登場し、ファンを魅了した。

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[写真]天平のステージ。海外公演も多い

異色のライブは「ANAクラウンプラザホテル神戸」で行われ、主催者の芝田美智子氏は「これからの若い人をもっと応援したいと思って企画したものです。頑張っている人はたくさんいるけど、まだまだ認知されていませんし、ぜひ知って欲しいと思います」と話す。
 
 今回登場した中には「マジック界の貴公子」と呼ばれる内田貴光(43)の顔も。15歳の時にマジックに出合い修業を積んだ。その後わずか5年間で国内のメジャータイトルを獲り、1994年にはマジックの世界大会「FISM世界奇術大会」でテクニック部門のチャンピオンに。さらに、95年にはドイツで開催された「マジックハンズコンベンション」でアジア人初のグランプリを獲得した。この受賞を皮切りに世界各地での出演を重ね、97年に日本国内で本格デビュー。ディナーショーや劇場公演、豪華客船でのクルージングショーなど、国内外多方面で活躍している。

 「15歳からやっています。大学生の頃から世界の舞台にも出ていました。より多くの人に観て欲しい。これだけのメンバーが集まるのは珍しいでしょう。本物に触れれば、注目してもらえますし、エンターテインメント性をもっと高めていきたい」(内田)

[写真]世界が認めたマジックの内田貴光(左)とジャグラーの天平

 また、技巧派ジャグラーの天平(31)の姿もあった。中学の頃からジャグリングをはじめ、2011年、パリで開催されたサーカスの世界大会「Cirque de demain(シルク・ドゥマン)」に日本人初の決勝進出、特別賞を含む3つの賞を受賞した。

 「ジャグリング世界大会inアメリカ」でも優勝。日本の「大道芸ワールドカップin静岡」ではデビルスティックを使った演技で優勝するなど国内外で認められ、ゲスト出演は世界20か国を超える。「志村けんのバカ殿様」や「24時間テレビ」などにも出演。「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公式登録メンバーだ。

 今回は同ライブの制作プロデュースを担当しており、話を聞くと「ジャグリングは一般の人たちが知る機会が少ない。活動の場があまりないんですよ。それで3年前に株式会社ジャグラーズビジョンをつくりました。日本で初めてのジャグリングの株式会社です。2005年イギリスに語学留学をしていた時、1年間いたんですけども、ヨーロッパの文化に触れ、そこから海外で活動したいと思いました」と話す。

[写真]大掛かりなイリュージョンを披露する内田

 他にもマジシャンやジャグラー、多種多様な若手パフォーマーらがライブを展開して盛り上げていた。特に内田の大掛かりなイリュージョンは驚きと感動を呼び、天平のジャグリング、ジャグラーズビジョンの最新テクノロジーを駆使した演目などは大きな拍手がおくられていた。
(文責/フリーライター・北代靖典)