看板の愛称は「ピップ時計台」

 新しい看板は時を刻みます──。大阪市中央区道頓堀にある戎橋前に輝く看板の数々。その名物のひとつで、家庭用磁気絆創膏のピップエレキバンなどで知られる製薬会社「ピップ」(大阪市中央区)の看板「ピップ時計台」が5日夜、LEDビジョンに生まれ変わり点灯した。

【写真特集】道頓堀「ピップ時計台」点灯の瞬間 1時間に1回の映像展開を連続写真で

以前はかに道楽ビル、1994年に現在の場所に設置

[写真]「ピップ」の新看板を見上げて写真を撮る人の姿も多かった=5日午後7時5分ごろ、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

 看板前で行われた点灯式などによると、同社では1982年に近くにある「かに道楽」の道頓堀本店ビルに看板が設置されていたという。そして、1994年に現在の場所に設置されて以来、道頓堀の名物看板のひとつとして輝きを放ってきた。

毎時0分の45秒前から映像が流れ鐘の音で時報

[写真]道頓堀に登場したピップの大看板。LED表示の大時計で鐘の音も鳴る=5日午後7時5分ごろ、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

 そして、同日午後7時、リニューアルした看板の点灯の時を迎えた。新たな看板は高さ10メートル、幅6.5メートル、LED620枚を使った「LEDビジョン」で時計を映し出し、毎時0分の45秒前から映像が流れるとともに鐘の音で時報を知らせる。その映像は、時計の内部が開き、発生したトラブルをピップエレキバンを模したアイテムで修理し、再び正常に動き出すというストーリー仕立てになっている。

 同社は「道行く人を笑顔にしたいという想いをこめました」「新しい時を告げながら、みなさんの健康な暮らしとともに、長い時を刻んでいきたい」としている。

ピップは1908年に大阪市で「藤本真次商店」として創業

[写真]以前のピップ看板(中央左上)は同社のロゴマークだった=2014年4月(撮影:柳曽文隆)

 同社は1908年に大阪市で「藤本真次商店」として創業し、医療用品の卸販売を開始しており、来年で創業110年を迎え、メーカー部門(現:商品開発事業本部)設立も50周年を迎える。

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