[写真]運転再開前に撮影したゆがんだ線路=10月30日午後(撮影:伊原薫)

 台風21号の影響を受け、大阪府泉南、阪南両市の境目を流れる男里川の橋が陥没し南海本線の樽井~尾崎両駅間の運転見合わせが続いていた件で、南海本線は1日始発から被害のなかった上り線路に、上下線を走らせる「単線運転」で運転を再開した。

【拡大写真付き】曲がった線路の横で試運転を行う南海電車

 南海電鉄の発表などによると、運転は30分に1本ほどで列車の本数が限られているため、通勤・通学の時間帯を中心に大変な混雑が予想される。そのため振替輸送や代替バスは引き続き行われるという。また、通常運転にかんしては、1か月程度かかるとみられているという。

 南海本線で阪南市から大阪市内の会社へ通う40代の男性は「当分の間はバスと覚悟を決めていたが、まずは運転再開という言葉にホッとした。振替輸送は家からでは遠いので。けど、まだ完全ではないので、早く復旧してほしいと思います」などと述べていた。

 このほか、現在も運休となっている南海高野線の高野下~極楽橋両駅間については原因を調査中で、運転再開の見込みはたっていないという。